ウミウシの生態観察図鑑 食餌、飼育記録から繁殖まで知られざる生存戦略を知る ネイチャーウォッチングガイドブック

西田和記

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416523568
ISBN 10 : 4416523564
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
追加情報
:
224p;21

内容詳細

 ウミウシ図鑑はいくつか出版されていますが、それらは種の図鑑であり、実際には、その種の分類でも毎年変更が生じてしまうほと、ウミウシについてはまだまだ謎が多い動物といえ、これだけ一般の人にも認知されている動物ではあるが、その生態は意外に知られていない。
 それもあって水族館でもウミウシを飼育しているケースは少なく、その一番の理由は食餌で、各々の種により違った固有の新鮮なカイメンや海藻を定期的に入手する必要があることが一番の問題であり、ウミウシが家の水槽で飼育できたらどんなにきれいなんだろう‥と思う人は多い。 そこで日本で唯一ともいえるほどウミウシの展示飼育に力を入れている「かごしま水族館」ウミウシ担当、西田氏を著者に、ウミウシの飼育によりわかってきた、その接餌生態や繁殖生態、生存戦略などとともに、主なウミウシ(232種程度)の餌(169種)や貴重な飼育記録を紹介。同時に飼育するとした場合の飼育設備や飼育条件なども掲載。 

【著者紹介】
西田和記 : 1987年、愛媛県宇和島市生まれ。2010年、千葉大学理学部生物学科卒業。同年よりかごしま水族館勤務。飼育技師・学芸員。鹿児島県下海域におけるウミウシ相調査を継続し、これまでに約650種を確認。ウミウシ類の飼育・展示、繁殖手法の確立へ取り組み、2017年に水族館では日本初となるウミウシ類の常設展示『うみうし研究所』を同館内に開設。現在までに4種のウミウシの飼育下繁殖に成功。鹿児島県内では磯のウミウシ観察会を主催する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    カラフルでユニークなウミウシの単体図鑑を初めて読みました。1,000種類以上のウミウシが存在しているとは思いませんでした。しかし「ウミウシ(海牛)」というネーミングは、ウミウシにも牛にも失礼な気がします。 https://www.seibundo-shinkosha.net/book/science/87218/

  • スリカータ さん

    ウミウシ図鑑は既出だが、本書はウミウシの生態を観察する図鑑で、ウミウシの食べ物や捕食シーン(共食い含む)がある。ウミウシは非常に種類が多く、明確に分類や学名がないものもある。解説に「飼育可能」という文字を見るとワクワクした。盛り沢山の図鑑。

  • kaz さん

    浅瀬にもいるはずなのに、見かけたことがない気がするのはなぜだろう。図書館の内容紹介は『飼育が可能とされた日本産ウミウシのうち、232種の生態を写真とともに掲載。カイメンや海藻などの食餌についてや、摂食・交尾・産卵などの様子、採集・飼育のコツも収録する』。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

西田和記

1987年、愛媛県宇和島市生まれ。2010年、千葉大学理学部生物学科卒業。同年よりかごしま水族館勤務。飼育技師・学芸員。鹿児島県下海域におけるウミウシ相調査を継続し、これまでに約650種を確認。ウミウシ類の飼育・展示、繁殖手法の確立へ取り組み、2017年に水族館では日本初となるウミウシ類の常設展示『

プロフィール詳細へ

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品