目からウロコの絵画の見かた カラヴァッジョからフェルメールまで 大橋巨泉の美術鑑賞ノート

大橋巨泉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478007242
ISBN 10 : 4478007241
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
20cm,206,32p

内容詳細

この本を持って美術館へ行こう。こう観れば面白い。手にとったすべての人が美術館に足を運びたくなる、巨泉流・究極の美術鑑賞ガイドブック。巻末に、「画家のこの1枚が見られる美術館リスト」を掲載。

【著者紹介】
大橋巨泉 : 本名・大橋克巳。早稲田大学政治経済学部新聞学科中退。ジャズ評論家、テレビ構成作家を経て、テレビタレントに転身。『11PM』、『クイズダービー』、『世界まるごとHOWマッチ』などヒット番組を数多く手がけた。1990年、セミリタイアを宣言し、日本、カナダ、ニュージーランドなどに家を持ち、季節ごとに住み分ける「ひまわり生活」を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホークス さん

    大橋巨泉氏の美術鑑賞シリーズ。歯切れ良く、解りやすい表現で、今回は17世紀ヨーロッパ絵画を解説する。巨泉氏が史上最高の肖像画家に推すフランス・ハルスが素晴らしい。人の良さが溢れる「陽気な飲ん兵衛」、照れくさくて仕方ない「笑う騎士」、背負ってきたものの重さが滲み出る「養老院の女性理事たち」等、モデルの内面性が豊かに表現されている。又、風景画の喜びを初めて明確に提示したクロード・ロラン、それまでの画家と同じスタートラインから決定的な違いに到達したフェルメールについての解説も面白く、全体に共感できる内容だった。

  • がんぞ さん

    本物の前にただ数十分立って見ると「わかる」という。宗教画からルネサンス三巨匠などを論じた前作に次いで本書では《宗教改革》、カウンター改革の画家たち。リアリズムを追求してバロック・ロココの風潮を生み、次第に庶民の生活をテーマとした。筆者は「描きすぎ」=絵の言葉による“言い過ぎ”に批判的だが、さまざまな小物に意味が込められている。画家のパトロンは宗教に代わって貴族となり大礼拝堂ではなく館に飾られた。そして新教の貿易立国オランダの爆発的開花!芸術に政治、政治に宗教は密着する。素人なりに思想進化への考察が欲しいが

  • ソフィア さん

    軽妙な語り口で、なかなか面白かったです。本当の専門家なら、こんな書き方はできないだろうなぁと、いい意味で勉強になりました。作者はわりと「描きすぎ」に否定的ですが、理屈っぽい性格の自分には描きすぎの方が性に合っていました。図像解釈学とか面白いなあ、と。クロード・ロランの風景画は実物を見てみたい!

  • ろくしたん さん

    意外に、王道行ってた。教授の本とか読むより、親しみやすいかも。さすが、巨泉は大物だとなんか思った。

  • yukino さん

    私は大橋巨泉という人を名前くらいしか知らない。半分騙された気持ちで読んだ。絵をみる、というのはなんとなくむずかしい。見ているけれど、見えていないんだろうなといつも思いながら見ていた。この本は、そんな不安感や遠慮を、だいぶ取り払ってくれたと思う。断定的な言い方をする著者だけれども、それに影響を受けて自分の見方も偏ってしまう、とはあまり思わない。 会ったこともない人々のことを、丁寧に紹介された。 次からは、知った人の絵をみる気持ちで、心安くみることができるんじゃないか、と思い、わくわくしている。

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人物・団体紹介

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大橋巨泉

1934(昭和9)年、東京両国生まれ。本名・克巳。早稲田大学第一政経学部新聞学科中退。ジャズ評論家、テレビ構成作家を経て、1965年、『11PM』への出演を機にテレビタレントに転身。以後、数々のヒット番組を手掛けた。1990(平成2)年、セミ・リタイアを宣言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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