コトバの戦略的思考 ゲーム理論で読み解く「気になる日本語」

梶井厚志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478012802
ISBN 10 : 4478012806
フォーマット
発行年月
2010年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,294p

内容詳細

なぜ、私たちは、「どうも」「お疲れさま」「よろしくお願いします」をこんなに使ってしまうのか。身近な言葉・新語そして経済用語などを取り上げ、そこに潜む経済学的なアイデアや戦略的な含意を探る。

【著者紹介】
梶井厚志 : 1963年広島県生まれ。86年一橋大学経済学部卒業、91年Harvard大学大学院卒業、Ph.D.(経済学博士号)取得。Pennsylvania大学助教授、筑波大学社会工学系助教授、大阪大学社会経済研究所教授を経て、2003年より京都大学経済研究所教授。専攻は経済理論、情報の経済学、一般均衡理論、ゲーム理論。「不確実性と情報のミクロ経済理論」の業績により、日本学術振興会賞(2007年)、日本経済学会中原賞(2008年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    いくつか積読本を整理しようとゲーム理論に関する本を読み直しています(読んでないのもあるので)。これは本の副題が売らんかなあという感じであまり印象はよくありません。ゲームの理論はあまり出てこずに、この内容ですと新書でいいはずなのに、ダイヤモンド社もあこぎな商売をするなあという気がします。そこらへんを割り引けばまあ面白い観点からの言葉の使い方のエッセイで比較的内容はまともだと感じました。この著者の2冊の中公新書のほうが内容的にはレベルが上だと感じています。

  • \しおり/ さん

    私も、なんでも「よろしくお願いします」で済ませてしまっている。挨拶や定型文は戦略的効果を持つとのこと。日本語の根底には「対象をぼかしたい」という深層心理がある。でも全体的に日本語の本というよりも、経済学の本だと感じた。

  • 偉大なる兄弟 さん

    この本には、前提条件であるゲーム理論の説明がされていない。著者独自の論理だけで「コトバ」の駆け引きが説明されており、やや独善的で自己満足の悪書

  • たぬき さん

    ゲーム理論をやっている人の本

  • のの さん

    普段話していておかしさを感じながら合わせている。 仕方ないと割り切れていないから疲れる。

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