自分のアタマで考えよう 「知識」にだまされない「思考」の技術

ちきりん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478017036
ISBN 10 : 4478017034
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
247p;19

内容詳細

考えることを楽しもう。“おちゃらけ社会派”として人気のブロガーが教える、「自分だけの答え」の見つけ方。著者が日常的に使っている「思考のワザ」ともいえる考え方の手法を、使用例を交えながら紹介する。

【著者紹介】
ちきりん : 関西出身。バブル最盛期に証券会社で働く。その後、米国の大学院への留学を経て外資系企業に勤務。マネージャー職を務めたのちに早期リタイヤし、現在は「働かない生活」を謳歌中。崩壊前のソビエト連邦などを含め、これまでに約50カ国を旅している。2005年春から“おちゃらけ社会派”と称してブログ「Chikirinの日記」を開始。政治・経済からマネー・問題解決・世代論まで、幅広いテーマを独自の切り口で語り人気を博す。現在、月間100万以上のページビュー、日に2万以上のユニークユーザーを持つ、日本でもっとも多くの支持を得る個人ブロガーの1人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みゃーこ さん

    知識を無尽蔵に詰め込んだり、天才が出した答えを単純に記憶し保存していくこととの無意味さに愕然。「知識」と「思考」は別物である。情報と知識の集積の真の価値とは「その情報から何が言えるか?」というところ。個別の知識をつなげ自分なりの洞察を生み出すこと。洞察を深めるために意識して知識を選ぶ自分なりの選択基準を持たなければ貴重な予算と時間を投入して得た情報を活用する肝心な「思考」が生まれない。決断が必要な問題に知識を活用するには自分独自のフィルターと選択基準を見つけだすことが大切。良書。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    情報が氾濫する今日、調べたり、探したりするのはネットの役目。正解への到達速度を競っても、知識の記憶を増やしても意味はない。それよりも思考の枠組みの中に知識を格納しておけば長く忘れずに済む。自分独自の選択基準を見つけること、それがなんであるかを考えることが自分の頭で考える価値のあることだ。調べてすぐわかることでも考えてみることが大事。違う結果でもそれは間違いではない。一つの事実から複数の人が複数のことを考えることが重要。思考の結果とそれに至る思考の道筋を共有することに意義があり、考える力が鍛えられる。

  • mura_ユル活動 さん

    知識が思考の邪魔をする。ちきりんさん2冊目。図書館本。本を良く読むようになって思考が高まっていると勘違い、得た知識から深く考える事が大切。知識は過去のことで思考は未来。資料(知識)から時代の変化に気がつく人、自分の頭で考えて未来を考えること。新たな枠組みを考えること。おちゃらけ官公庁組織図は楽しい。行政は産業でなく消費者側や生活者に使命を尽くす省庁に変えるも面白い視点。『思考の棚』は持っていると情報感度が高まる。情報にピンと来るか来ないか。新たな『知識』を得ると新たな『思考』が始まるような意識でいこう。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    「考える」とは何か、「考える」にはどうすれば良いか、を徹底的に追求した実践書。「知識」は過去、「思考」は未来。「考える」とはインプットをアウトプットに変換すること。中でも「意思決定のプロセス」を決める、「判断基準」をしぼる、という点はとても共感できる。その上で「知識」や「情報」は「思考の棚」に整理していく。ツールは「縦と横の比較分析」や「階段グラフ」など。実際に、ちきりんさんの纏めた表やグラフはすごい。情報サイトとして、分析的なBBCの活用を考えたい。

  • MI さん

    知っている知識と思考では全然違う。知識は自分の判断に引っ張ってしまうことがある。考え方のヒントを知ることができた。仕事も案外考えている時間は少ない。やることを分解して思考時間を増やそう。面白いなと思ったのは@日本人の会議が長い割には何も決まらないのは、判断基準を決めず、情報集めて分析しているだけ。集めた情報から決断する基準をあらかじめ決めておく。A思考の棚を事前に準備。自分フィルターを見つける、縦、横で比較する。比較するレベルを揃える。事前にある程度情報を整理しておけば知識の幅が増えるし、判断力もつく。

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