遅考術 じっくりトコトン考え抜くための「10のレッスン」

植原亮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478115411
ISBN 10 : 4478115419
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
植原亮 ,  
追加情報
:
272p;21

内容詳細

本書では、遅く考えること―意識的にゆっくり考えることを「遅考」と呼ぶ。それを使いこなす方法こそ、「遅考術」である。レッスンを通じて、思考の間違いを回避し、よりよい思考を生み出す技を身につけよう。豊富な「練習問題」や、先生と生徒たちの「対話」によって、自力で「深い思考」に到達できる。

目次 : 1 「遅く考える」とは?/ 2 思考には2つのモードがある/ 3 早とちりのメカニズムをつかむ/ 4 ゆっくり「言葉」を考える/ 5 因果関係がわかれば、思考の質はもっと高まる/ 6 まぎらわしい因果関係に対処する/ 7 新たな解決策を考え抜く/ 8 本当の原因を突き止める/ 9 思考の精度がグッと高まる、3つの考え/ 10 怪しい話に惑わされないために―総合演習

【著者紹介】
植原亮 : 1978年埼玉県に生まれる。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術、2011年)。現在、関西大学総合情報学部教授。専門は科学哲学だが、理論的な考察だけでなく、それを応用した教育実践や著述活動にも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ひこうき雲 さん

    感情に流されちゃだめ。耳ざわりのいい言葉にすぐに飛びつくのもだめ。きっと裏があるよ。少し立ち止まってみよう。

  • おせきはん さん

    結論を急がず、考えることの大切さがよくわかりました。レッスンによって問題の正答率に差があったので、もう一度読み、自分が苦手な思考法の改善に挑戦します。

  • 三井剛一 さん

    科学的な思考を身に付けるために、バイアスから対照実験までを対話形式で書かれている。 いかに人間が、直感的な思考に支配されているかを思い知る。経験や個人のエピソードに説得力を感じてしまう。 問題を解く中で、特に選択バイアスを気づけてなかった。 疑似科学、陰謀論の特徴や仕組みも興味深い。大事件には、それに見合った意味や目的をつけてしまう。科学的なデータは、時に直感に反した結果がでる。それをどう捉えるか。情報過多の時代だからこそ、ゆっくと考える必要がある。

  • まゆまゆ さん

    直感で判断せず、状況に応じてあえて遅く意識的にゆっくりと考える遅考を行うことで想像力と創造性を発揮することを目指そうと説く内容。先生と生徒の対話形式でポイントを紹介していきわかりやすい。基本はまず否定から入り、何度も条件を確認した上でもっともだと思える仮説にたどり着くまであれこれ粘り強く考えていくこと。

  • 江津 有倣 さん

    直感的に安易な結論に飛びつくことなく、じっくり検証し、より良く考える技法を科学哲学者が対話形式で書いた書籍。数学・弁論術・哲学(特に科学哲学)・心理学・統計学など広範の学術的知見を利用し、人間の思考の癖とそれに対抗できる思考方法を論じている。手軽に実践できるよう問題もいくつか用意されており、思考の訓練をしたい方にはぜひ薦めたい書籍。オススメ度:☆☆

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品