最後の適当日記(仮)

高田純次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478117729
ISBN 10 : 4478117721
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
320p;19

内容詳細

"あの、高田純次が喜寿、77歳を迎える――。

そう聞いて、あなたは何を思うだろうか。

「こないだ散歩の番組を見たけどテキトーなことしてた」

「相変わらずシモネタ言ってた」

「あんな77歳いる?」



年齢、老若男女問わず、一般視聴者はもちろん、各界の著名人にもファンの多い高田純次。浮き沈みの激しい芸能界において、「適当」という唯一無二のポジションを確立し、お茶の間を賑わせてきた彼も実は他の人と同じように年齢を重ねていた。2024年1月21日、高田純次77歳。

出版業界においても彼の足跡は特筆すべきものがある。



発売の会見時に「さっき初めて読んだけど良いこと書いてたよ」と語った「適当論」。

使い勝手を度外視した世界初のスケジュール帳「適当手帳」。

適当ブームに乗って文庫がバカ売れした「適当教典」。

そして、日記を銘打ちながら後半は週記、最後は月記になってしまう適当の最高到達点「適当日記」。

これらはそれぞれ10万部以上のヒットシリーズとなっており、ちなみに、高田純次に無関係な書籍も含めれば累計2,000万部を圧倒的に超える。『世界で1000万部!「嫌われる勇気」シリーズ』もかわいいものである。



そんな彼が寄る年波の中で一つの決断をした。

「もう面倒な仕事はしたくない」「本を出すなんて散歩に比べて疲れすぎる」



それを聞きつけた旧知の編集者が、半ば強引に最後の書籍として依頼したのが本書「最後の適当日記(仮)」である。2008年に刊行された「適当日記」と同様、前年1月21日から喜寿を迎える2024年1月21日までの1年間、“無理やり書かされた”彼の日々だ。

年甲斐もなく若い女の子を翻弄したつもりで翻弄される、顔だけ覚えてる人に勘で話しかけたら全くの赤の他人、生命保険を確認に行ってスタッドレスタイヤを買って帰る‥。

世界一日記が似合わない男が最後に綴る日記は、土佐日記、更級日記とともに3大日記文学と並び称されることになるのか?



「最後の書籍」にふさわしく、付録も充実。

おなじみの脚注での「日記の振り返りインタビュー」に加え、芸能界デビューから現在に至るまでの出演歴をまとめた「高田純次全仕事」は今回の読みどころ。内容・分量ともに、日記より価値があると発売前から評判を得ている。



高田純次とはいったいなんだったのか。本書は矍鑠なうちに彼を語り合うための我々の原典になる。刮目せよ。"

【著者紹介】
高田純次 : 1947年東京生まれ。東京デザイナー学院卒業。1971年に「自由劇場」の研究生となるが、1年後退団しイッセー尾形氏らと劇団を結成。その後4年間サラリーマン生活をし、1977年に劇団「東京乾電池」に参加。1989年に独立。以後、バラエティー番組やドラマなどに出演し、「適当男」として芸能界で独自のポジションを築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Take@磨穿鉄靴 さん

    高田純次。好き。本人もきっと忘れているだろうけど元気が出るテレビの自己紹介で「こんにちは、鈴木大地んです」という会があって衝撃的に面白かった事が今でも記憶にある。(最近の事は忘れがちなのに)しかも本作に鈴木大地氏が登場する。高田氏も自分で言って覚えてないんだろうなあ。毎回ふざけてたからなあ。高田氏はテキトーであることに真面目に取り組む努力家だと思う。今回はセンチメンタルな箇所ほぼゼロの本当にクダラナイ内容(褒めてる)。高田氏はいつまでもこのままでいてほしい。★★★☆☆

  • hideto さん

    最近年度初めで仕事がきつく、とにかく何も考えずに笑える本が読みたい!と思い手にしたのがこの本。まさか前作から10数年ぶりに高田純次さんの日記が発売されるとは思いもしませんでした。出だしから高田節全開!ただただ面白いの一言。あと意外だったのは溢れ出る大谷翔平への愛。そんなに好きだったとは。80歳を前にしてこの適当さ、本当に羨ましいです!自分も見習って、もっと楽に生きようと思いました。

  • フロム さん

    適当とかいいながら毎日律儀に日記をつけているのが偉い。ネタに困った時は大谷翔平頼みなのもっぽくて良い。内容は薄いが時折、あくせく働く事に対する批判や、コツコツと積み重ねる事の重要性に触れたりと極めて重要な箴言がハサミこまれるので侮れない。紳助、松本、志村と時代の寵児達が一線から退く中で今なお最前線に立ち続ける高田はやはり凄い。高田自身もその事についてはホントに深く考えているんだと思う。そう言う思想が端々から滲み出てる本だと思う。

  • Yuuki Kushima さん

    高田さんらしさが今も健在で安心できる内容でした。これぐらい何も考えずに適当な嘘をつき続ける力は、自分にも欲しい能力の一つです😁

  • shimuratakeda さん

    純ちゃんの本はだいたい読んでいる。今回のも特に読むべきところがないところが読みどころ、という素晴らしい本でした。

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