はじめて読むドラッカー“社会編” イノベーターの条件 社会の絆をいかに創造するか

P.F. ドラッカー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478300626
ISBN 10 : 4478300623
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,280p

内容詳細

社会の革新はいかにして可能か。そのための条件は何か。あるべき社会のかたちと人間の存在を考えつづけるドラッカー社会論のエッセンス。

目次 : 1 激動の転換期にある社会(社会の存在を当然としてはならない/ 経済至上主義は人を幸せにするか/ 20世紀の変化の本質は何か ほか)/ 2 断絶後の経済(「継続の時代」は終わった/ 世界経済の変貌がもつ意味)/ 3 模索する政治(理性崇拝は何をもたらすか/ 改革の原理としての正統保守主義/ 社会の問題に唯一の正解はない ほか)/ 4 問われる知識と教育(知識の政治学/ 学校が劇的に変わる/ 分析から知覚へ―21世紀の社会と世界観 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zoe さん

    THEESSENTIALDRUCKER ON SOCIETY (2000).メモです。一人ひとりの社会的位置づけと役割。正義ある権力。得られぬ自由と平等の追求こそが原動力(かといって革命が解決をもたらすかは別の話)。社会セクター、ボランティア、市民性の回復。権力や勢力の2大体制。知識労働者の合う政治思想はあるか。専門性を極める人間はそれぞれの分野に少数いればよく、必要なのは成果に結びつけ、それを教えることができるもの、多様な専門分野をあつめ適用を図れる者。巻末の、「もう一人のキルケゴール」は未だ難解。

  • えちぜんや よーた さん

    真の倫理も信仰においてのみ可能となる。・・・それは絶望、苦難、苦痛を伴う終わりなき戦いによってのみ得るものである。信仰は、非合理的、感傷的、情緒的、自然発生的なものではない。それは、真摯な思考と学習、厳格な規律と節制、謙虚な心と絶対的な意志への従属の結果として得られる(P.264-265)「夜と霧」「これからの正義の話をしよう」とにてる。ストア派哲学の影響のような気がする。

  • 手押し戦車 さん

    産業の時代のイノベーションは資産の投資による大量生産と労働を束ねる事で効率を上げる事が成果を上げて来た。産業から人の知識へのシフトに変わり、労働者が上司部下の関係からパートナーとなって来ている。知識とは人の頭脳の中にあり移動が出来る。知識でのイノベーションとは表面的な考えよりもより深い部分の思考から生み出される知識が現実化した時にイノベーションが生まれる。目に見えていたイノベーションから目には見えない力から出るイノベーションの時代になって来ている。人の知識の融合は無限の可能性がある

  • vinlandmbit さん

    読み返せば読み返すほど、学び多い一冊。

  • ほじゅどー さん

    ★★★大衆にとって社会はそこに自らの位置づけと役割がなければ、不合理で理解不能な魔物以外の何物でもない。理念を持たない大衆は、彼らを思いのままにしようとする専制者に対して抵抗すべき組織的基盤を持たない。

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