「正義」を叫ぶ者こそ疑え

宮崎学(評論家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478941966
ISBN 10 : 4478941963
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
追加情報
:
20cm,222p

内容詳細

「正義」は人殺しの道具になる。いっそ「悪」のほうが信用できる。世間が当然「正義」としているものの中にこそ、根源的な「悪」が潜んでいる。アウトロー宮崎流の問題提起。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    2002年の本書だが、刻々たる今にも当てはまる。「正義」を掲げるもの。政治であり、組織であり、宗教であり、イデオロギーでもある。警察や検察、司法も「正義」を掲げ「不正」を為すのは日常茶飯事。悪意ではなく、彼らの正義に従っているに過ぎない。それを指摘する「学者」「弁護士」「評論家」「リベラリスト(自称)」も利によって切っ先を鈍らせ、もしくは俄に振り返り、逆に斬りつけてくる。それも彼らの信じるところ。尻馬に乗り大樹の陰に隠れるのは人の性としても、自分を何者かに預けるなという事。義は簡単に偽となり悪は心の亜種。

  • 上田哲司 さん

    「正義」とは多分に「空気」である。「正義」とは人殺しの正当化である。自分がない現代人が「正義」の多数はを支える。「雰囲気」で異物が排除される「正義」の社会は息苦しい。とことん「正義」を疑う著者は組織とその欺瞞を実名で暴露します。そして、民衆の「熱狂」はその都度主役に裏切られ、政治的な「熱狂」が人々を不幸にするとも言います。自衛隊派遣に反対し「危機ならなんでも出来ると言う錯覚が再びこの国を愚かな道を歩まないことを願う」と叫んだ野中広務の弱者の立場を知る義侠心を評価します。「正義」より「義侠心」が結論でした。

  • SK さん

    236*

  • チンズ さん

    組織が変質する仕組みがわかりやすく、長年の疑問がすこし解けたような気がする。

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