AIに負けない子どもを育てる

新井紀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492762509
ISBN 10 : 4492762507
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
332p;19

内容詳細

AIに仕事を奪われない!
読解力アップの実践法

日本中で騒然の書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』、待望の続編

AIが苦手とする読解力を人間が身につけるにはどうしたらいいのか?

読解力向上のために親、学校、個人ができることを提言
小学校・中学校で実際に行われて成果をあげている授業・取組みを公開!
大人が読解力を身につける方法も明らかにする

あなたは大丈夫? すぐにできる「体験版リーディングスキルテスト」収録


概要
AI時代を生き抜く読解力を身につけるには? ベストセラー『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』待望の続編。問題集付き!


目次
はじめに
第1章   AIの限界と「教科書が読めない子どもたち」
第2章   「読める」とはなんだろう
第3章  リーディングスキルテスト、体験!
第4章  リーディングスキルテストの構成
第5章  タイプ別分析
第6章  リーディングスキルテストでわかること
第7章  リーディングスキルは上げられるのか?
第8章  読解力を培う授業を提案する
第9章  意味がわかって読む子どもに育てるために
第10章 大人の読解力は上がらないのか?
おわりに



著者プロフィール
新井 紀子  【著】
あらい のりこ

一般社団法人「教育のための科学研究所」代表理事・所長。
東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。
主著に『数学は言葉』(東京図書)、『コンピュータが仕事を奪う』(日本経済新聞出版社)、『ロボットは東大に入れるか』(新曜社)などがある。特に、2018年に出版した『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)では、大川出版賞、石橋湛山賞、山本七平賞、日本エッセイスト・クラブ賞、ビジネス書大賞などを受賞した。

【著者紹介】
新井紀子 : 国立情報学研究所教授、同社会共有知研究センター長。一般社団法人「教育のための科学研究所」代表理事・所長。東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学。2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。2018年に出版した『AI vs.教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)では、大川出版賞、石橋湛山賞、山本七平賞、日本エッセイスト・クラブ賞、ビジネス書大賞などを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きみたけ さん

    ・新井さんの本は前作に続き2冊目。文章の読解力の大切さ、重要さを改めて痛感しました。併せてうちの子どもたちの読解力は大丈夫だろうかと心配になりました。もう遅いのかもしれませんが(汗) ・今回は具体的な紙上授業も交えて、より具体的なアプローチがあってとても良かったと思います。

  • mariya926 さん

    学校の教師に読んでいただきたい内容です。子どものためを思ってせっせと作っているキーワード穴埋め式のプリントが読解力を無くさせているのは納得。そして人間は怠ける天才というのも納得です。子どもはこの先生の授業はこうすれば点数を取れると知っているので、ちゃんと授業を受けようともしなくなります。最後に少しだけ『意味がわかって読めるためにできること』が説明されていますが、これが知りたくて読みました。家で出来ることは、同じ本を繰り返し読む、自然に接する時間を取る、会話を聞く機会を増やす、ごっこ遊びができる環境を作る。

  • R さん

    AIが苦手とする、意味を読み解くという能力について、RSTという手法で測定し、それをどのように育んでいけばよいかのヒントを書いた本でした。教育についてかなりクローズアップしていて、どのような授業で、読解力を高められるか例示しているのが興味深い。能力判定の設問も実際に体験できて、真剣に取り組むことで、自分がいかに文章を読んでいないか、痛感できて面白かった。文章を理解するということの大切さ、文字という人類が発明したツールを使いこなす方法について改めて思い知らされるようだった。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    「教科書を理解できる読解力」こそがAI社会に必要となる能力。我々含め戦後、日本の学生が教科書を読めなくなったことで、授業が「詰め込み・暗記」型へ変質した。著者の開発した「リーディングスキルテスト」は「読解力」の科学として興味深く、論理的思考の基礎を築く。@文の構造を理解する「係り受け解析」A代名詞を認識する「照応解決」B辞書や理数的な定義の理解を測る「具体例同定」C自学自習の必須スキル「同義文判定」D既存の知識と新しい知識の繋がりを判断する「推論」E文と図を対応させる「イメージ同定」

  • ゲンキ さん

    前作に比べて、読解力を測る「RST」の体験版が28問もあり、楽しかったです。私は、推論と具体例同定が苦手な前高後低型でした😭。学生時代は読解力のなさを暗記で底上げしていたと反省させられました。子どもには、@様々な年代の大人の会話を聞かせ、語彙を豊富にするA自然体験を日常的に行うB同年代または少し上の年齢の子供たち同士の交流をさかんにするC読み聞かせ、読書を推奨するD主観ではなく客観でわかりやすく事実のみを伝える文章を作成させる等を実践して、AIに負けない子どもを育てていきたい🙋

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