ピーター・スピアー

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きつねのとうさんごちそうとった 児童図書館・絵本の部屋

ピーター・スピアー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566002623
ISBN 10 : 4566002624
フォーマット
出版社
発行年月
1986年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
21×27cm,1冊

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • masa@レビューお休み中 さん

    カラーと白黒の絵を交互に混ぜながら話を展開させてゆく。その色の変化が、ページを繰る度に不穏な空気を色濃くさせてゆく。きつねの父さんが、寒い夜に村まででかける。狙いは村の小屋にいる獲物たちである。まずはカモを捕まえ、次にアヒルを捕まえる。きつねの父さんは狩りを終え、急いで家に帰ろうとするも、騒動に気づいた家の主のジョンは、銃を抱えて追いかけるのです。きつねの父さんの運命はいかに!?絵本なのに、妙にハラハラドキドキさせる展開なんですよね。しかも、文章が淡々としているものだから、余計に恐怖をあおるんですよね。

  • たーちゃん さん

    きつねのお父さんが可愛い家族の為にご馳走を捕りに行く。捕まえられてしまった鶏たちはかわいそうだけど、人間だって同じことをしているのですよね。息子も「きつねが生きていく為には仕方ないんだよね」と言っていました。

  • 遠い日 さん

    スピアーの絵がすばらしい。色刷りとモノクロの絵が交代ごうたいに配される。月明かりの下、きつねの父さんの狩り(盗み)が軽やかに描かれる。もともとは歌だったものを絵本に仕立てたお話。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    人の飼っているかもを盗むなんて、悪いきつねだとは思うのですが、きつねのとうさんには、家族のために危険をおかすだけの事情があるのですね。 きつねの目線から描いた物語は、歌が基になっているだけに、展開がスピーディーです。 スピアーのきめの細かい絵と、交互に彩飾とモノトーンの絵が展開されるところがとても印象的でした。

  • 遠い日 さん

    ピーター・スピアの絵が絶品です。カラーのページとモノクロのページが交互にあって、強弱が効いている。テキストはアメリカの古い歌。きつねの父さんのしたことは盗みですが、父さんからすればちゃんと義のあることなのです。何しろお腹をすかせた子どもたちへの初めてのごちそうなのですから。

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