ロイド・アリグザンダー

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旅人タラン 児童図書館・文学の部屋

ロイド・アリグザンダー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566010185
ISBN 10 : 456601018X
フォーマット
出版社
発行年月
1976年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
22cm,309p

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読書メーターレビュー

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  • ゆきえ さん

    他の四冊のように華々しい英雄譚ではない、子供の頃に読んだときは地味に感じた四冊目。今風に言えばタランの自分探しの巻。それが痛々しくもあり、共感する部分でもある。ファンタジーではあるけれど筆者も言っているように現実の苦しみ、悩みと少しも変わらないリアルさがある。それにしてもヘン・ウェンを追って無鉄砲に森に飛び込んだころのタランと比べてなんと大人になったことか!そして出会ったときは惨めで口癖通り卑しくあまつさえタランを食べようとさえしていたガーギがなんと愛おしく頼もしい存在になったことか!

  • Mr.M さん

    これまでのような使命を果たすための華々しい冒険とは違い、今回タランが行くのは自分自身のために行う探求の旅だ。自らの探求というテーマに沿った書かれ方をしていて、いわゆる活劇的な面白さはなく、ひたすたに苦痛と忍耐だけがある。なかには、児童文学としては重すぎると思うほどの葛藤もある。 しかし、これは誰もが避けられないものなのだと思う。この巻を終える頃には、タランは自分が何者かを知り、タランは以前までとは違い、ひとりの大人になっています。これは成長物語としての大きな節目です。青年から大人に変わる、その時の。

  • yesod さん

    自分の素性を探るために旅に出たタラン。様々な苦難、特に自分の内面をえぐり出すような気持ちと戦いつつも真実の道を歩き続けたからこそ、「鏡」を見て自分を見つけることができたのだと思います。児童文学の枠を超えている。素晴らしい一冊だと思います。

  • misui さん

    豚飼育補佐タランの遍歴修行編。物語世界に大きな変化こそありませんが、苦悩しながら旅を続けるタランの姿は胸を打ちます。「自分の足あとだけをたどって歩く者は、結局歩きはじめたところにもどるだけだ」なんて言葉がさらっと出てくるのが凄い。

  • 道錬 さん

    いろいろな人々に従事し、自分とは何かを見つけていく一巻。ちょっと最近の若者感があるのがユーモアを感じる。

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ロイド・アリグザンダー

1924年、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。小説・批評・翻訳などで数多くの業績を持つ

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