アリソン・アトリー

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妖精のおよめさん 児童図書館・文学の部屋

アリソン・アトリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566012080
ISBN 10 : 4566012085
フォーマット
出版社
発行年月
1987年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
21cm,158p

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読書メーターレビュー

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  • はる さん

    表題作を含む4つの物語。いずれもイギリスの田舎を舞台に、若いむすめがほんとうの「愛」を見つけるまでの、しっとりした美しい物語。ほっこりするものもあれば、切ないものもあり、どの話もなかなか魅力的です。ちょっと日本の民話を思わせる展開もありました。先日アトリーの自伝的小説を読んだばかりなのですが、こちらの物語の根底にも彼女の少女時代の記憶が色濃く反映されているように思えました。

  • ぶんこ さん

    人と妖精、人と動物との結婚のお話。著者自身が自然に囲まれて過ごした経験から、自然の中での夢物語が紡がれ、人以外の優しさ、人への憧れを感じました。森に囲まれ生活にはファンタジーが似合って、一緒に森の空気を吸っている心地良さでした。

  • 花林糖 さん

    短篇4話。妖精のおよめさん/スパイス売りのおばあさん/雪むすめ/チェリーと金色のクマ。「妖精のおよめさん」は何回読んでも素晴らしく、「チェリーと金色のクマ」はとても雰囲気良く印象的な物語でした。

  • なー さん

    イギリスに行ったことは無いけれど、曇り空で風が強くて、空気がひんやりしているイメージです。この短編集はまさにそんな感じ。どの話も若い娘さんが主人公で、ちょっと不思議で、愛がテーマだけど自然の描写がとても素敵です。樹木や枯れ葉、水や火や雪の香りや音がするようでした。

  • しろのあ さん

    チムラビットの作者の愛をテーマにしたおとぎ話。お城の台所女中やお針子など昔の女性の仕事が書かれいて興味深いです。『チェリーと金色のクマ』の森と古いお城の幻想的な雰囲気などいいですね。全体的に自然の描写に読み応えがあります。

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アリソン・アトリー

1884年、イギリスのダービシャーの古い農場に生まれる。広い野原や森で小動物とともにすごした少女時代の体験をもとに、多くの物語やエッセーを書いた。1976年没

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