J・R・R・トールキン

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シルマリルの物語 上 評論社文庫

J・R・R・トールキン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566023963
ISBN 10 : 4566023966
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
432p;15

内容詳細

唯一なる神「エル」の天地創造、大宝玉「シルマリル」をめぐる争い、不死のエルフ族と有限の命を持つ人間の創世記のドラマ『シルマリルの物語』。エルフ語研究の深化により、固有名詞を全面的に見直した日本語訳の完成形として、最新版をお届けします。「エルは聖なる者たちに語り給い、音楽の主題をかれらに与え給うた。―」音楽から始まる天地創造の物語から、フンゴルフィンがモルゴスに一騎打ち挑んだ「ベレリアンドの滅亡とフィンゴルフィンの死のこと」までを収録。

【著者紹介】
J R R トールキン : 1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテンに生まれ、3歳のとき、イギリスに移住。オックスフォード大学卒業。第一次世界大戦に従軍後、1925年からオックスフォード大学教授。中世の英語学と文学を中心に講じた。『指輪物語』は、20世紀最高のファンタジーとされる

クリストファー・トールキン : 1924年〜2020年。J.R.R.トールキンの三男。父より遺言執行者に指名された。1973年の父の死より生涯にわたって、父の残した大量のノートの整理とその出版に尽力した。1977年の『シルマリルの物語』を初めとして、『終わらざりし物語』『中つ国の歴史』『フーリンの子どもたち』『ベレンとルーシェン』『ゴンドリンの陥落』を編集出版した

田中明子 : 1926〜2020年。現中華人民共和国山東省の青島市に生まれる。第二次世界大戦勃発のころ、同志社女子専門学校英文科にて学ぶ。終戦後、引き揚げ。慶應義塾大学文学部入学。卒業後は、都立新宿高校の定時制で英語を教える。1950年代半ば、瀬田貞二氏に会う。北極星文庫『この湖にボート禁止』を翻訳。60年代初め、モントリオールで2年を過ごし、ヨーロッパ、エジプト、インドを回って帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 泉のエクセリオン さん

    トールキンの死後息子のクリストファーによって編集されたトールキンの神話集とも言える天地創造の物語。以前の2003年版と大きく変更されている点は、一部の固有名詞がより発音に即したものになっていることだろうか。又、上下巻を通してなんと「楽園追放」のモチーフが多いことだろう。唯一神エルに反逆したメルコール、ヴァラールに反逆したフェアノール、そして彼に続いたノルドールエルフたち。楽園で平和に暮らすことも出来たのに、反逆し同族を殺し、神の呪いを受け、自ら悲劇に向かって進んでいく。

  • 広瀬研究会 さん

    指輪物語の世界の創世の神話と黎明期の歴史が描かれる。能力の高さと驕慢な性格でストーリーを引っ張るフェアノールが魅力的。マエズロスとフィンゴンの友情も熱い。エルフの王や公子たちがベルリアンド各地に割拠し、やがて人間の氏族も歴史に登場、モルゴスとの戦いに関わっていくところで上巻は終了。下巻に進みます。

  • じぇろポーta さん

    世の始まりとエルフの誕生。至高の宝玉シルマリル。メルコール(モルゴス)のもたらした荒廃と暗闇。太陽と月の創造。人間、ドワーフ、エルフそしてアイヌール、誰もが傲慢さや憎しみ、欲望から堕落し悪の道に走る可能性があるのが生々しい。底なしの食欲を持つ邪悪な大蜘蛛ウンゴリアントに食われそうになるモルゴス。バルログたちが助けに来なかったら普通に最期を迎えてそうで笑える。自らの邪悪な虚言をエルフや人間に広め、その力を配下の怪物たちに注ぎ込み、中つ国を悪で汚すたびに、モルゴス自身は少しずつ小さく弱くなっていくのも良い。

  • エリオちゃん さん

    古事記や日本書紀と思えば読めなくはない。 相変わらず固有名詞が多くて読ませる気があるのかないのか。 ガラドリエルの奥方も若い頃は血気盛んだったんだな。

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