サンクスギビング・ママ 扶桑社文庫

佐々木譲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594056957
ISBN 10 : 4594056954
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
追加情報
:
16cm,401p

内容詳細

著者自身がアメリカ西海岸・中西部を実際にドライブ旅行しながら、創作した珠玉の短編集。サンクスギビング、ハロウィン、クリスマス、ニューヨーク、サンタフェ、ロサンジェルス…旅先で出会ったシーンを紙ナプキンやホテルの便箋、コースターなどに書きとめて作り出された14の絶妙なストーリー。

【著者紹介】
佐々木譲 : 北海道夕張生まれ。1979年『鉄騎兵、跳んだ』で、オール読物新人賞受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2018/8/24 Amazonより届く。 2018/12/12〜12/27 佐々木譲さんのアメリカの旅を中心とした短編集。「ラッキレディー」ではミード湖畔の描写が出てきて懐かしかった。ああいう風景は日本には見られないもんな。阿刀田さんも書いているが、短編は長編よりも決して易しいものではない。切り口が鮮やかで楽しめた。

  • ツバメマン★こち亀読破中 さん

    著者がアメリカ西海岸・中西部を実ドライブしながら書いたという短編集。どこまでも“乾いたアメリカ”というイメージが付き纏います。「生きていてもどうせ良い事なんかないぜ…ふっ…」って感じでしょうか?それにしても短編も上手いんだなあ。これは80年代のニオイがプンプンする作品だったので(それはそれで好きなのですが…カンバ〜ック80年代!)、また短編も書いて欲しい!そして読みたいです!

  • sherry さん

    アメリカを西海岸から中西部へとドライブしながら、ダイナーの紙ナプキンやタブロイド新聞の端っこに書き留める。そんな風にしてこの本は書かれたということ。それほど期待していたわけではなかったのだが、思いがけず、いくつか印象的な物語に出会った。中でも「トルネード」はいわゆるミステリーとは全く違う恐怖を感じる話でちょっと後味の悪い感じも残ったのだが、私には結構衝撃的な話だった。本当にこんな上司というのは世の中に存在するのか?「車で聞くテープ」も最後でちょっと薄ら寒くなるような結末。

  • Yoko Oishi さん

    ハードボイルド佐々木譲が 旅をしながら書いた短編集。 かっこ良すぎてちょっと照れる。 警察ものの方が照れずに読めて 好きだわ。

  • たか。 さん

    13の物語の短編集。「事情聴取」「トルネード」「ミセズ・オブライエンの唇」が印象深かった。特にトルネードに出てきた支社長はこんな奴いるのか!って思うぐらい酷い男。こいつの部下だけにはなりたくないですね。

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人物・団体紹介

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佐々木譲

1950年、北海道生まれ。79年、「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。90年、『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年、『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。また10年には『廃墟に乞う』で直木賞を受賞。16年に日本ミステリー文学大賞を受賞する

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