着物になった“戦争” 時代が求めた戦争柄 歴史文化ライブラリー

乾淑子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642059817
ISBN 10 : 4642059814
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
乾淑子 ,  
追加情報
:
272p;19

内容詳細

日清戦争から太平洋戦争開戦まで盛んに作られた戦争柄着物。吉祥とされた意匠から当時の社会的背景や時代性を読み解く。戦争の断片を伝えることで真実を覆い隠した姿を解明し、近代史・美術史の中に位置付ける。

目次 : 戦争柄着物を着た時代―プロローグ(小説に描かれた戦争柄着物/ 花柳界の女性と着物 ほか)/ 面白柄着物の誕生と隆盛(面白柄着物の誕生/ 男性向け面白柄着物/ 女性向け面白柄着物)/ 戦争柄着物の登場とメディア―日清・日露戦争期(戦争柄着物の登場/ 日清戦争・北清事変期の戦争柄着物―錦絵との関係/ 日露戦争期の戦争柄着物―報道と絵葉書との関係)/ 多様化する戦争柄着物―大正・昭和期(大正期の戦争柄着物―ボンチと新聞との関係/ 昭和期の戦争柄着物(一)―テーマの多様化と流行/ 昭和期の戦争柄着物(二)―満州国柄とプロパガンダ/ 昭和期の戦争柄着物(三)―天皇と将軍/ 昭和期の戦争柄着物(四)―事件と報道/ 女性向け戦争柄着物)/ 戦争柄着物からの問いかけ―エピローグ(美術に対する締め付け/ 着物による戦争イメージの改革/ プロパガンダではない戦争柄着物/ 戦争柄着物の影響力)

【著者紹介】
乾淑子 : 山梨県に生まれる。1975年、お茶の水女子大学文教育学部卒業。1987年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。元東海大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao さん

    ふむ

  • chuji さん

    久喜市立中央図書館の本。2023年12月初版。書き下ろし。執筆依頼から十五年で書籍化されたもの。実際に着たのでしょうか?オイラが和服に着たのは結婚式の紋付き袴の一回切りです。

  • Ta283 さん

    たいへん興味深い。「図説着物柄にみる戦争」とセットで読むのが良い

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