はじめての万葉集 上

萩原昌好

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751529263
ISBN 10 : 4751529269
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
124p;20

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読書メーターレビュー

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  • りらこ さん

    久しぶりに万葉集。山上憶良、柿本人麿の感性って凄いと思う。奈良時代の人たちは、なんと感情を文字にすることに豊かなのか。車が走る音も、スマホの呼び出し音もならない世界。人々は自分を取り巻く世界を眺めて考え感じる時間が多く取れていたのかもしれない。

  • moonanddai さん

    そもそも古文が苦手で、万葉集と言っても、歌だけ読んでいると、わけがわからなくなってしまうのですが、こうして政治的背景とか人間関係とかを、ひとつひとつ聞きながら読むと、感じるところがあります。良いですね、人麻呂。ちょっとごますりっぽいところもありますが、妻を読む歌なんかは、何度も読み返したくなります。私のような散文頭の人間向きですw。

  • itokake さん

    里中満智子先生の「天上の虹」「女帝の手記」の世界だった。登場人物たちを思い出しながら、しみじみしてしまう。有間皇子は天智天皇というカリスマにはかなわず、謀略にはまり19歳で生涯を終えた。その絶唱は胸を打つ。大伯皇女と大津皇子(姉弟)は、弟が処刑される前、姉に会うために男子禁制の伊勢神宮に忍び込む。弟を思って歌った姉の心に涙が誘われる。和歌のおかげで、歴史上の人物の感情を知ることができる。紀皇女なんて記録抹消で和歌しか残ってない。人物中心で読みやすく、背景の歴史も簡潔に書かれてあるバランスのいい入門書。

  • 芙由 さん

    三大和歌集の中でいちばんつかみどころがなかった万葉集に、学生時代以来のチャレンジ。勅撰和歌集の編纂は当時の国家プロジェクト。その黎明期を切り取った大伴家持らの意図に少しだけ近づける。上下巻で4つの時代に区切り、それぞれの時代背景と花形歌人が紹介される。一首ずつとは限らず、相聞歌なら返歌も合わせて載せたり、同じ歌人の人柄がわかるものを複数並べたり、和歌や歌人の文脈がわかるように構成されている。

  • がらす さん

    万葉集を初めて手に取る人のための入門書。上巻は初期万葉時代と白鳳万葉時代の歌たちが取り上げられています。おおらかなイメージの強かった万葉集ですが、繊細で切ない歌もあってしみじみしました。シンプルな現代語訳と綺麗なイラストで、とても読みやすかったです。

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