学校では教えてくれない性の話 みんなでひらく包括的性教育のとびら

樋上典子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774408224
ISBN 10 : 4774408220
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;19

内容詳細

性教育というのは、誰とどのように関係を築いていくかを考えていくことも大切な学びでもあるのです。
「性」は人間にとって豊かに、そして幸せに生きるためのもの。(略)からだや生殖のしくみだけでなく、人間関係や性の多様性、ジェンダー平等、幸福など「人権」を基盤とし幅広いテーマを含む性教育を包括的性教育と言います。(プロローグより)

「赤ちゃんはどこから来たの?」「LGBTQってどういう意味?」「付き合っていたら手を繋ぐのは当たり前?」
心とからだに変化が訪れる思春期、わたしたちは沢山の「なぜ?」に出会います。あなたなら何と答えますか?

まずは科学的に自分自身のからだを知ること。それはあなたを守ることにも通じます。からだの仕組みのほか、「男らしさ」「女らしさ」の根っこにある思い込み、性感染症、デートDV、バウンダリーといった他者との関係づくりのルールなどなど、現場の教員や大学研究者と作り上げてきた性教育プログラムの実践内容をぎゅぎゅっと一冊の本にまとめました。

性を学ぶことはあなたにとって大切な権利。心とからだが発達し始める中学一年生から、どこから伝えればいいかわからないという家庭や教育の現場まで、幅広い世代にこそ手に取ってほしい、人との豊かな関係を作るための「性の教科書」です。

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読書メーターレビュー

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  • 優 さん

    割り当てられた性やバウンダリー、グラデーションだったりフルイディティ。ジェンダーバイアスや緊急避妊薬などなど。大切なことをわかりやすく、それでいて取りこぼさないような表現になっていて良かった。

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人物・団体紹介

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樋上典子

元公立中学校教諭(保健体育科)。都立養護学校(現特別支援学校)で9年、足立区内の中学校で30年勤務。生徒の変容を見るのが楽しく、35年間性教育にこだわり、試行錯誤しながら大学の研究者とともに12年間、包括的性教育実践を積み重ねてきた。2021年3月に退職し、現在は、中学校時間講師として勤務する傍ら、

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