社会人のための文系大学院の学び方

齋藤早苗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787235077
ISBN 10 : 4787235079
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
160p;21

内容詳細

社会人院生特有の大学院生活の困り事に焦点を当てながら、学問世界の「常識」から助け合いのネットワーク作り、ゼミでの作法、調査の仕方、アカデミック・ライティングまでを幅広く取り上げる。社会人が大学院での学びを充実させるための知恵や知識、視点などを盛り込んだ、総合的な大学院生活ガイド。

目次 : 第1章 大学院は何をするところ?(大学院で学ぶ意味/ なぜ修士論文を書くのか/ なぜ大学院で学ぶのか)/ 第2章 大学院生活の知恵(入学前準備篇/ 入学後にしておくこと/ 1年目の研究生活の心得 ほか)/ 第3章 修士論文を執筆する(論文を書き始める前に/ 伝える技術/ レジュメの作成 ほか)

【著者紹介】
齋藤早苗 : 2018年、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。徳島大学卒業後、三井生命保険(現・大樹生命保険)で職域営業を担当。在職中、LIMRAより国際継続率優秀賞(International Quality Award)を受賞。その後、山口県東京物産観光事務所で物産の宣伝・販売、日本看護協会で各種委員会運営事務局などを担当後、退職し、一橋大学大学院社会学研究科修士課程に進学。修了後、現在まで、都内大学編入・大学院予備校で論文講師、受験指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パキ さん

    この本は大学院に入った方向けのため、私のようなまだ入学していない、入学検討中の人向けのものではない。でも大変役に立った。 特に第1章の「大学院は何をするところ?」で章題通りの内容がつかめた。まさに私は大学院をカルチャーセンターや公開講座の延長として捉えていた。それを求めるなら正にそうした講座を受けるべきだ。 第2章でも、社会人大学院生が陥りそうな思考がわかりやすく書かれている。私も間違いなく教員を上司であるかのようにしてしまうだろう。 大学院入学を検討するにあたり良本だった。

  • ア さん

    とても親切にまとめてくれている(ただし、「社会人大学院に入るまで/入るには」についての記述はほぼない)。

  • Hisao Chugun さん

    もっと早く、自分が大学院に入学する前にこの本を読んでいれば、遠回りせずにすんだのに、と思います。もっとも発刊が2022年7月なので無理だったんですけど。 どんな心構えで臨めば良いのか,先行研究にそう向き合うのか、研究をするための前提となる知識はなにか、その知識のためには何を学んでおけば良いか、などがわかります。 第3章は論文のライティングについてなので、他にも様々な書籍が出ていますが、第1・第2章はできるだけ早く、大学院進学を考え出したらまず読んでみることをお薦めします。

  • かにーじゃ さん

    「仕事の世界と学問の世界は違う。仕事は未来に主眼を置き、学問は過去と現在に」というのは確かに。大学(受動的な学び)と大学院(自ら学び、未知の新発見を論理的に研究し論文化する)の違いも入学前に認識しておくべきと感じた。 指導教官の助言をそのまま取り入れるのではなく、自分で反対意見があれば論理的に反論すべきというのも納得。現状の世の中の納得いかない部分が仮想敵(=課題)になるという説明はわかりやすい。 「社会人を30年近く経験している自負」などをすべて捨てて大学院に進む必要があるとよくわかった。

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齋藤早苗

2018年、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。徳島大学卒業後、三井生命保険(現・大樹生命保険)で職域営業を担当。在職中、LIMRAより国際継続率優秀賞(International Quality Award)を受賞。その後、山口県東京物産観光事務所で物産の宣伝・販売、日本看護協会で各種委員会

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