放蕩の果て 自叙伝的批評集

福田和也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794226617
ISBN 10 : 4794226616
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
448p;20

内容詳細

食って飲んで酔っ払い、月に三百枚もの原稿を書いた著者は、病に蝕まれ、食べられなくなり、ついに言葉も遠ざかってしまった―。真実の文章を書くことに対して、前向きに、単純に生きるために書かれた、復活への祈りの書。

目次 : 第1部 放蕩の果て(私の独学ことはじめ/ 江藤淳氏の死に際して痛切に感じたこと/ 妖刀の行方―江藤淳/ 食うことと書くこと/ 絵画と言葉 ほか)/ 第2部 思惟の畔にて(『鎖国』和辻哲郎/ 『開国』丸山眞男/ 『私の心の遍歴』清水幾太郎/ 『総統いまだ死せず』福田恆存/ 『文化防衛論』三島由紀夫 ほか)

【著者紹介】
福田和也 : 1960年、東京都生まれ。批評家。慶應義塾大学名誉教授。著書に『日本の家郷』(三島由紀夫賞)、『甘美な人生』(平林たい子文学賞)、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(山本七平賞)、『悪女の美食術』(講談社エッセイ賞)、『福田和也コレクション1 本を読む、乱世を生きる』、『世界大富豪列伝 19‐20世紀篇』、『世界大富豪列伝 20‐21世紀篇』、『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである』ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小谷野敦 さん

    半分くらい読んでやめたのだが、母の旧制が丹宋というのに驚き、父は佐賀に生まれて東京へ養子に気て養子であることを高校時代まで知らなかった。福田はお茶大附属小から中学校、慶応高校だという。少年のころ司馬遼太郎と海音寺潮五郎を読んでいたというところが私とちょっと似ているくらいで、あとは「仁義なき戦い」とかヤクザ映画が好きでプログレッシブ・ロックが好きで美食が好きでとかキザでやりきれない。江藤淳の話も多いが、愛人がいたことは隠している。あちこちに書いたものをつぎはぎしたらしく重複している部分も多い。

  • yoyogi kazuo さん

    自叙伝ではなく自叙伝的評論集なので注意。

  • Dwight さん

    福田和也の文章を読むのは十数年ぶりなので、現在こんなに老けて気弱になっていることに驚いた。人生の黄昏の中でゆっくりと死につつある者の諦念というか、開き直りというか。読み始めは面白いが、途中から雲行きが怪しくなり、最後の数篇は下劣・醜悪の極みで反吐が出そうになった。相変わらずじゃのう。

  • akiyoshi kato さん

    福田和也氏は、本を読む時の羅針盤として、貴重な人でしたので、少しづつでも本を書き続けて欲しいですね。それと、積読ばかりになってしまっている獅子文六を読んでみます。

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福田和也

1960年、東京都生まれ。批評家。慶應義塾大学名誉教授。著書に『日本の家郷』(三島由紀夫賞)、『甘美な人生』(平林たい子文学賞)、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(山本七平賞)、『悪女の美食術』(講談社エッセイ賞)、『福田和也コレクション1 本を読む、乱世を生きる』、『世界大富豪列伝 19‐20世紀

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