江戸を賑わした色街文化と遊女の歴史

安藤優一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862554949
ISBN 10 : 4862554946
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
206p;22

内容詳細

江戸時代を彩った「色街」その繁栄ぶりに思いをはせる。吉原の遊郭、品川や新宿の宿場町、深川や上野の岡場所、八王子や府中の旅籠、船橋や潮来の地方の宿場―街は遊女が集い、女色を求めて男が通い、賑わった。

目次 : 第1章 色街・遊女の歴史と風俗―岡場所と吉原の違い/ 第2章 宿場町の遊女―交通の要地として発展した岡場所/ 第3章 寺社町の遊女―寺社とともに発展した門前町の岡場所/ 第4章 川沿いの遊女―水運が発達した江戸の岡場所/ 第5章 吉原の遊女―幕府公認の遊郭の全貌/ 第6章 地方の遊女―各国で繁栄した岡場所と遊郭/ 第7章 陰間茶屋の男娼―江戸時代の男色事情

【著者紹介】
安藤優一郎 : 1965年生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。JR東日本大人の休日倶楽部などで生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • イロハニ さん

    元吉原から新吉原への経緯、幕藩公認の遊郭とあまたの非公認色街の説明、後者の幕政三大改革による廃業やその需要による復活等の大局から小舟でひさぐ河川多い江戸独特の業態まで現在地のどこ辺りで営まれていたか相当、微細に示される。江戸のみでなく全国主要地に解説は拡がる。図版多数掲載だが現代のイメージイラスト皆無で図版は大半出典元も付され春画も無修正。主な史事、邦歴に西暦年を付し貨幣換算もあり一読で往時のその筋の状況が俯瞰できる。男娼解説も有り。史跡探訪に文芸鑑賞にハンディな名事典。各解説の多少の粗は電子検索で補える

  • チョビ さん

    江戸時代の全国津々浦々の遊郭ご紹介。文章の隙間から税金が取りたてやすいというメリットがありながら、武士道のために弾圧もされるめんどくさい世界見える。でも、結局のところ楽しみが少ないゆえのハレとして庶民にには重宝がられていたのだろう、江戸の町だけでもいたるところ遊郭じゃねーかと突っ込みたくなること請け合い。今頃気づいたんだけど、男の数が女より多いから遊郭ができたというけど、その女性たちの戸籍ってそういえばどうなるんだろう?そう思うと浅草の「あちらさま」の戸籍にいたのかなー?とも思える。日本もまだ、だな、

  • niho さん

    みんな気になる色街文化について。これは装丁がずるい!装丁がお洒落!ジャケ買いしちゃうじゃん! 内容的には淡々とタイトル通りの事を当時の浮世絵等を見せながら説明してくれる感じです。分かりやすい。ただ同じ絵や説明が何度も出て来たり(覚えれて良いかもだけど)、文章が途中で切れたまま2ページ分絵が載ってまた次のページに文が続く構成は少し読み辛かったかな。でも興味深くて面白い本でした。遊里も遊女もそんなに多かったんですね...

  • kaz さん

    江戸時代、どこに岡場所があったのかと思いながら眺めたが、結局、各地にあったということ。参照している浮世絵の中には、初めて見るものも。

  • 好奇心 さん

    江戸時代には公認・非公認にかかわらず、多くの遊里があった。人間男と女が存在する限りは、なくてはならない、平安時代からそんな街があった、絢爛豪華な建物・衣裳に飾っていたのは何故なのか?また人間が多く集まる場所には繁栄するのは必然、煌びやかな表面の裏には心中はじめ娘を売って糊口をしのいでいた生活環境もあった、出島での異国人あいて、陰間と呼ばれる睦事、今は跡形もない色街を訪ねてみたい

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

安藤優一郎

歴史家。文学博士(早稲田大学)。1965年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、JR東日本「大人の休日」倶楽部のナビゲーターとして旅好きの中高年の人気を集め、NHKラジオ深夜便などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品