霞が関の人になってみた知られざる国家公務員の世界

霞いちか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862555960
ISBN 10 : 4862555969
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
224p;19

内容詳細

官僚、公務員というと、「常識・前例・慣習」をモットーとした、黒子のような顔の見えない存在というイメージがあるかもしれません。でも、世間のイメージとは違う人間味あふれる霞が関の人たちの姿を友達に話すと、印象が変わったと言ってくれたので、このナゾに満ちた知られざる霞が関ワールドを本書でもお伝えできたらと思いました。また「霞が関」で働くことに興味や関心はあるけど、“ちょっとブラックじゃない?働き方の実態が見えない”“なんか怖そうなところ”と思って躊躇している人に対して、霞が関で働くことを考える際の参考にしてもらえたらと思います。本書を通じて、なかなか知ることのできないリアルな霞が関の日常を知っていただき、より国の政策や政治に関心を持っていただけば幸いです。

目次 : 第1章 霞が関の人の仕事―国家公務員は毎日何をしているの?(どんな人たちが霞が関で働いている?/ 霞が関の人はどんな仕事をしている? ほか)/ 第2章 霞が関サバイバルガイド―国家公務員が働く世界を知ろう(外から飛び込んで知った意外なカッコよさ/ 終身雇用?出世は年功序列型?国家公務員のキャリアパス ほか)/ 第3章 国会期間中の霞が関の人の働き方―国家公務員と政治の関わり方(長く険しい国会答弁書完成までの道/ 国会待機・厳重居所・登録待機…私、定時で帰りたい ほか)/ 第4章 謎の霞が関用語とは―国家公務員の業界用語(割リメモ、デマケ〜仁義なき戦い/ タマ出し、タマ込め、タマを打ち込む、発砲事件? ほか)/ 第5章 霞が関の魅力と課題―国家公務員になりたい人へ(霞が関で消耗してしまう4つの理由/ 霞が関で働くことの魅力 ほか)

【著者紹介】
霞いちか : 他業種から30代半ばに転職し2016年から6年間、霞が関で国家公務員として勤務(現在、出向中)。エンタメ、サブカル好きで、中に入って初めてわかった霞が関での面白くて、たまに切ない日常をゆるくつづるブログを2020年にオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶち さん

    "官僚主義"といったネガティブな言葉が付いてまわる官僚。 そんな官僚たちの仕事と日常を、現役の官僚がゆるーくシビアに教えてくれます。官僚の仕事ぶりを知るのには、映画「シンゴジラ」が最適と著者の方がお薦めしています。"総理レク"、大臣の後ろに控える官僚のエライさんの"素早いメモ出し技術"など、とてもリアルだそうです。 さらには、各省庁の食堂格付け、官僚たちの恋愛事情、霞が関文学と呼ばれる国会答弁文章など、興味深いトピックがたくさん。なかなか知ることができない霞ヶ関の世界を知るのに良い本です。

  • ニッポニア さん

    霞ヶ関、なんとなくイメージはあれど、実態は知らない、故に当事者目線での生態を知ることができる本。以下メモ。官僚への説明は、熊がライオンを倒すと思って5秒で仕留める。1つのプロジェクトに最初から最後までいる人は皆無、異動より3代程変わる。国会議員レクは官僚泣かせ、の理由があり。メール処理能力の必要。バズる、攻める広報のためには炎上を恐れない熱意ある職員、管理職の肝が据わっていること。仕事のできる管理職の共通点は調整力。副業事情。30、40代が忙しい官僚は20代後半で結婚が一般的。

  • d3 さん

    かつて訪れた霞が関周辺は独特の空気が流れていた。そう感じるのは外部の人間だからだろう。 あのなかで自然に振る舞えるのは、新卒で入庁した人であって、彼らは定年まで勤め上げるのだろう。 そう考えていたが違うようだ。 技官として中途採用された著者が、霞が関の意外な側面を覗き見させてくれる。 膨大なミッションを完遂するために培われてきた霞が関文化。それらの一部は疲弊化し、さらなる効率化を阻害すしているという。 「そりゃ忙しくなるなぁ」と思わざるを得ない彼らの日常は、読んでいるだけでこちらも仕事をした気になれる。

  • クリママ さん

    著者はいろいろな省庁で働いていらしたようだが、具体的な省庁名はない。法案の作成や国会対策については書かれているが、各省での具体的な仕事内容の記述がなく、俯瞰図を見ているよう。○十年前に聞いた、朝はゆっくりでも帰宅は午前3時とか、「自殺の○○、離婚の××」という言葉とか、「キャリアできたほうがいい」とインターンシップで言われたこととか、今はどうなのだろうと、そんな生々しい話を期待していたが… 某出版社「日記シリーズ」のような臨場感がほしかった。

  • りらこ さん

    官庁として報道されると、○○省など組織名で考えてそこに生の人たちが色々な思いで働いていることは見えない。そして何かと槍玉に挙げられて、お給料を減らせだとか官僚的だとか、実態も知らずに勝手な…と内心ハラワタ煮え繰り返りながら黙っていることが多い私だが、だからと言って霞が関の官僚達がどんな仕事をどうやっているのか、はわからなかった。この本はそこがわかる。パワフルだ。体力が私と違う。そこまでやらなきゃダメなのかと思うけどここで怯んだら国の行く末に影響してしまう、という信念で突き進んでいるんだわ。

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霞いちか

他業種から30代半ばに転職し2016年から6年間、霞が関で国家公務員として勤務(現在、出向中)。エンタメ、サブカル好きで、中に入って初めてわかった霞が関での面白くて、たまに切ない日常をゆるくつづるブログを2020年にオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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