日本の俳句はなぜ世界文学なのか Fukuoka Uブックレット

ドナルド・キーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863291010
ISBN 10 : 4863291019
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
55p;21

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読書メーターレビュー

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  • ハイク さん

    ドナルド・キーンは日本人以上に俳句を理解し、俳句に対する見方や考え方がユニークであり面白い。芭蕉の句で「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」西洋風に読むと「しぃずかさや いぃわにぃ しぃみぃいぃる せみぃのこえ」となり、い、い、 い、い、い、・・・。その「い、い、い・・・」は、蝉の鳴き声なのです。というような説明をしている。「夏草や 兵どもが 夢の跡」は「ぉ」という悲劇的な音である。日本人はあまり音を大事に思わない。など切り口が面白い。彼の公演、本やテレビの紹介から、日本人以上に俳句を良く理解していると感じる

  • きびたき さん

    本当かどうか疑わしい部分や、「いや、それは断言しすぎでしょ」と思わずツッコんでしまう箇所が多数あった。講演録だからそうなりがちなのだろうか。生の講演として聴いていれば、もっと心を打つのかも。

  • 紫苑 さん

    55ページと短い本だが、内容が濃く、とても面白かった。俳句を中心とした分析は、俳句が最も短い短詩文学で、欧米では教材としても馴染みがあるからだと想像する。和歌と現代短歌は(特にクリステワ氏においては)異なる位置づけだが、短詩文学に関わる人は発見するところ多いと思う。帯に「目で聞く、耳で見る」とあるように、感覚のクロスオーバーという視点はむしろ、韻や強弱を持つ言語を母語とする人において、より鋭いのではないかと感じた。

  • じめる さん

    ドナルド・キーンによる句解釈は明快。良いです。蕪村を読もう。

  • Greensky さん

    俳句は全くの初心者だったので入門のつもりで。興味深いです

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人物・団体紹介

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ドナルド・キーン

1922‐2019。ニューヨーク生れ。コロンビア大学名誉教授。日本文学の研究、海外への紹介などの功績によって1962(昭和37)年、菊池寛賞、’83年、山片蟠桃賞、’90(平成2)年、全米文芸評論家賞、’93年、勲二等旭日重光章を受章。2002年、文化功労者に選ばれる。’08年、文化勲章を受章。’1

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