こども部屋のアリス

ルイス・キャロル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784898153574
ISBN 10 : 4898153577
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
63p;19X27

内容詳細

清川あさみ名作絵本シリーズ最新作!
〈不思議の国のアリス〉の世界をえがいた、誰もみたことのない、きらびやかな人形劇。
「不思議な夢をみるって、すてきだよね。それもアリスがみたようなやつがいい」
アリス、白ウサギ、ドードー鳥、公爵夫人、チェシャ猫、ハートの女王 ――
ひとくせもふたくせもある楽しいキャラクターたちがくりひろげる、ゴージャスで、奇想天外な冒険へようこそ!

〈不思議の国のアリス〉の作者であるルイス・キャロルが、14章という物語の構成はかえずに、長さを1/4にして、子どもたちのためにやさしく書きなおした〈こども部屋のアリス〉。
布や糸、ビーズ、スパンコールで華やかに描きだされる舞台のなか、つぎつぎと衣装を変えていくアリスをはじめ、鮮やかにいきいきと立ちあがる人形たち……。
ぎゅっとつまった数々のファンタジックな名シーンが、いま目の前に広がります。

『人魚姫』『銀河鉄道の夜』など、不朽の名作を現代によみがえらせた絵本シリーズ、 女優やモデルを被写体にした写真に刺繍を施していく「美女採集」シリーズ、男性版「美女採集」ともいえる「男糸」シリーズなど、様々な手法と視点で作品を作り上げてきたアーティスト・清川あさみが、新境地となる立体作品により作りあげた〈アリス〉の世界。
新しくて、ぬくもりある、清川版〈アリス〉の誕生です。


【著者紹介】
ルイス・キャロル : 1932年、英国チェシャー州で牧師の長男として生まれる。ラグビイ=スクールをへて、オックスフォード大学クライスト=チャーチ学寮卒業。母校で数学と論理学の教師になる。学寮長リデルの娘“アリス”のために「地下にもぐったアリスの冒険」を物語り、1865年、その話をもとに『不思議の国のアリス』を出版。1871年『鏡の国のアリス』出版。写真家でもあった。1898年没

清川あさみ : 布や糸を使ったアーティストとして写真に刺繍を施すなど、その独特な世界感は幅広い年齢層にファンを持つ。また、数々のCDジャケットや広告のアートディレクターとしても活躍中。2010年度VOCA展入賞

金原瑞人 : 1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。児童書やヤングアダルトむけの作品のほか、一般書、ノンフィクションなど、翻訳書は400点以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yanae さん

    清川さん挿絵の絵本。今回はアリスです。初めての立体作品のよう。確かに挿絵に奥行きがあってとっても素敵。それに人形が表情豊かで衣装もかわいいし、アリスの世界観が表現されていると思います。刺繍だもん、お人形の洋服がかわいくないわけがない♡翻訳もすごくよくて、読みやすかったです。挿絵では今まで読んだ清川さんの作品の中でも特に好みでした。あぁ、当時やっていた展示会、知っていたら絶対行ったのに~!絵本でこんなに素敵なんだから、ほんものはきっとなお…。無念。素敵な1冊でした♡

  • ままこ さん

    清川さんの布や糸、ビーズを使ったキッチュで立体感あるアンティークな色使いの挿絵が魅力的な絵本。〈アリス〉の内容はこども向けに構成は変えず長さを4分の1にしてある。訳は金原さんで語りかけ口調。脳内で山寺宏一さんの朗読で聞こえてきた。装丁が絵本好きの大人の女性に好まれそうだからか私が借りた図書館では児童書コーナーではなく一般書コーナーに置いてありました。

  • みずたま さん

    MOEのアリス特集で紹介されていた本。子どものために原作を短く書き直したものなので、各章がダイジェストになっている。清川さんの立体的な挿絵が新鮮で素敵でした。人形や衣装、スパンコール、ビーズに刺繍など…可愛らしいものが大好きな女の子にはピッタリかも。清川さんのアリスは垂れ目なのが個性あって可愛いのですが、原作の印象が強いのでちょっと違和感があったかな。

  • たんたん(休みます) さん

    絵本だからと軽い気持ちで読み始めたらビックリ!内容もぎっしり詰まっていた。これは、子供には無理ではないかと思ったが、金原瑞人さんの訳がうまくて子供の心をきっと惹きつける。ちょっと文が長くなったら、〜をどう思う?と問いかけてきたり、「挿絵をみてみよう」と言って絵に興味を持たせたり。挿絵が斬新でアリスはリカちゃん人形みたい。服や景色は布やビーズやスパンコールでキラキラ。煌びやかな人形劇のようだった。手がけたのは清川あさみさんで「アナと雪の女王」の刺繍アートも公開されていたようだ。刺繍アートに興味ある方はぜひ。

  • らん さん

    ルイスキャロルの物語の構成をかえずに4分の1にして子供達のために書き直したアリス。布や糸、ビーズ、スパンコール、人形を用いた立体的な作品は可愛らしく不穏な空気も感じながら不思議の世界に入り込めます。不安気なアリスの表情を見ていると少し可哀想な気分になってしまうのですが。アリスの涙を表現した作品が可愛い♡涙の池やキラキラのテーブル、トランプの嵐の表現も素敵。レースやスパンコールがあしらわれたアリスのドレスがページ毎に変化して本当に素敵で可愛らしくて眺めているだけで楽しい♪他の清川あさみさん作品も読みたいです

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ルイス・キャロル

1832‐1898。本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dogson)。イギリス、ダーズベリに生まれる。数学者、論理学者、写真家、作家、詩人など、多くの顔を持つ。創作の分野では詩や物語を多数の雑誌に寄稿し、成功を収める。学者としても数学・論理学の著作多数(本デー

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