目をあけてごらん、離陸するから

大崎清夏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784898155677
ISBN 10 : 4898155677
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;18

内容詳細

会社を辞め、身ひとつで詩を書いて生きることにした。地球のあちこちで、言葉に翻弄されて立ち尽くし、言葉に勇気づけられて歩きだす。中原中也賞受賞の詩人が、小説とエッセイで描く“魂の解放”。

目次 : 目をあけてごらん、離陸するから(ヘミングウェイたち/ シューレースのぐるぐる巻き/ フラニー、準備を整えて/ 雷鳥と六月/ 呼ばれた名前)/ 歌う星にて、フィールドワーク(アメリカ大陸を乗り継ぐ/ あなたの言葉よ/ 航海する古書店/ 音読の魔法にかかる(ウルフのやり方で)/ 広州の鱈 ほか)/ ハバナ日記

【著者紹介】
大崎清夏 : 1982年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2011年、ユリイカの新人としてデビュー。第二詩集『指差すことができない』で中原中也賞受賞。ダンスや音楽、美術といった他ジャンルとのコラボレーションも多数手がける。ロッテルダム国際詩祭をはじめ世界各地の国際詩祭への参加を通じて出会った海外現代詩の翻訳・紹介を少しずつ推し進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    お気に入りの本屋にぶらっと入って、本の装丁と手になじむ大きさに惹かれて購入。隣に「じやむパンの日」が並んでいた。店主にこれめっちゃ面白いですよ、と言われテンションがあがる。さっそく読んで、世界中を詩の朗読の会で巡り、そこで言葉も通じないまま仲良くなって楽しんでいる著者の生き方に本の題名がマッチしている。小説「フラニー、準備を整えて」、エッセイ「広州の鱈」、そして旅行記「ハバナ日記」がおすすめ。「詩人とは、ことばのもつ曖昧かつ明晰な作用を知っている人のことだと、私は思う。」言葉を操る詩人のあれこれが面白い。

  • はっせー さん

    エッセイや日記が好きな人によんで欲しい本になっている!この本のジャンルはなにかと問われたら難しい。小説やエッセイ・日記の間の分野だと思う。だからこそ万民に親しまれるものになっている。読んでいるとその世界観にすうっと入ることができる。そしてその世界は優しくもありすこし現実的な部分もある。そんな世界をみてから現実の世界を見るとどこか遠くにいけるかもと錯覚すると思う。だからこそこのタイトルではないかと考えた。いやー何度読んでも面白いのでまた再読したいと思った本である!

  • カフカ さん

    書店でふと目に留まりお迎えすることにした本。 小説のような詩のようなエッセイのような…その全てであるような、新しい読み物でした。私もこんな風に自由気まま生きてみたい…いや、生きていいんですね。大崎さんの詩集も読んでみたいと思います。

  • fwhd8325 さん

    書店でひときわ輝いていたように感じました。購入してから時間が経っての読書になりましたが、その時のことを思い出しました。言葉というものは不思議なものです。時折、言葉は身体の中をすり抜けていきます。すり抜けるばかりか、身体の中にとどまり様々な思いが私の言葉に変わっていきます。大崎さんの作品は初めてです。詩人でありながらこの作品では小説やエッセイで描かれています。じっくりと詩も読んでみたいと感じました。

  • taku さん

    ハッとしたりスッと入ってきたり、心に留まる表現がある。一冊の本として感じ入るほどではなかったけど、「意味の明晰な欠け方について」を読むと、同じ言語を与えられているのに私はことばをこのように表現できないなと思う。ことばに鋭敏であるための知性と感性が磨き上げられてないからだな。「うれしい山」は山好きなら一緒にうれしくなれる。

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