地震被害のマルチスケール要因分析

大邑潤三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909782229
ISBN 10 : 4909782222
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
232p;22

内容詳細

複雑で重層的な地震被害の諸要因を、地震断層や震央との位置関係といったマクロレベルから、集落ごとの諸条件の違い、個別の建物や住民の性質の差といったメソあるいはミクロスケールの幅広いスケールにわたって分析し、地理学の視点から俯瞰的に捉えることで、被害の拡大要因や縮小要因の構造をモデル化する。1927年北丹後地震、1925年北但馬地震、1830年文政京都地震の3つの地震を対象とし、被害統計や文献史料をもとに当時の被害の実態を復原。幅広いスケールの分析を整理してモデル化を行うことで、事例や地域を跨いだ比較を可能にし、複雑化した現代社会における地震防災にもつながる研究。

目次 : 第1部 序論(地震被害の要因分析に関する研究史の概要と課題/ 研究の視点と方法・構成)/ 第2部 1927年北丹後地震(北丹後地震における建物倒壊被害と地形の関係/ 北丹後地震における人的被害の分析)/ 第3部 1925年北但馬地震(北但馬地震の建物倒壊被害と各地域の地震被害の特徴/ 北但馬地震における人的被害の傾向と地域的特徴)/ 第4部 1830年文政京都地震(文政京都地震における亀岡盆地の建物倒壊被害と震央位置の再検討/ 文政京都地震の史料吟味と京都盆地の建物倒壊被害/ 文政京都地震における人的被害の分析)/ 終章/ 巻末資料

【著者紹介】
大邑潤三 : 1986年生まれ。静岡県御殿場市出身。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)、東京大学地震研究所助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品