基本情報
内容詳細
自国では迫害の恐れ、そして命の危険があるために、安心して暮らしたいと願って日本へ来た家族。しかし日本で難民として認められず、さらには在留資格も剥奪され「仮放免」となってしまったのです。この家族に高校生のアズ・ブローマさんがいます。ブローマさんは「仮放免の子どもたちの絵画作文展」向けに「私は十五歳」という作文を書きました。「仮放免」は生活が制限されているために、ごく普通にできることもできないのです。例えば働くことも、また自分の住んでいるところからの移動などです。この作文ではそのような普通のことが「自分の夢」として語られています。この絵本を通して「仮放免」というものに関心を寄せていただきたく出版することとしました。
【著者紹介】
アズ・ブローマ : 自国では迫害を受ける危険があり、難民として来日したものの難民認定されずに在留資格を失い「仮放免」となっている高校生
なるかわしんご : 1989年生まれ。24歳の時に子どもの本に関わりたいと「なかがわ創作えほん教室」に所属し現在に至る。絵本・商業イラストなど制作をしながらワークショップなどを全国で行う。2018年からは特定非営利活動法人ひだまりの丘の理事を務める。育児から教育分野で子どもや親に向けてアート事業を行っている。二児の父
駒井知会 : 弁護士。東京大学・同大学院卒業後、イギリスに留学。オクスフォード大学・LSE両大学院で国際難民法の研究をしている途中で、日本で難民支援を行う弁護士になろうと思い立ち、帰国して司法試験を受ける。主に難民認定申請者の支援、入管問題に取り組む。2021年3月に名古屋入管で亡なったウィシュマ・サンダマリさんの遺族の代理人弁護士を指宿昭一弁護士らと共に務める。関東弁護士会連合会外国人の人権救済委員会元委員長、東京弁護士会外国人の権利に関する委員会元委員長。現在は「入管を変える!弁護士ネットワーク」共同代表など。2020年5月、指宿昭一・高橋済両弁護士らと、「仮放免の子どもたちの絵画展」を企画
指宿昭一 : 弁護士。1961年生まれ。筑波大学で大学を民主化する闘いを行い、卒業後、労働運動などの社会的運動に参加する。27歳の時に労働者の権利を守るために弁護士になると決め、司法試験を17回受けて、46歳で弁護士になる。弁護士として、労働者や外国人の権利を守る仕事を行っている。2021年3月に名古屋入管で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんの遺族の代理人弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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anne@灯れ松明の火 さん
読了日:2024/09/22
Mer さん
読了日:2024/11/06
ふじ さん
読了日:2024/07/29
雪だるま さん
読了日:2024/09/05
ころちくわ さん
読了日:2024/11/15
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