評論家エッセイ 

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評論家エッセイ


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  • われらに平安を サヴァールの「ミサ・ソレ」

    われらに平安を サヴァールの「ミサ・ソレ」

    2024年03月28日

    連載 許光俊の言いたい放題第311回「...噴き出すような歓喜、歓びのあまり踊り出したかのようなリズムや合唱。「第9」の祝典性やあけっぴろげの肯定感に通じる。...」

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  • 一番のびっくりはロトだった

    一番のびっくりはロトだった

    2024年01月22日

    連載 許光俊の言いたい放題第310回...このラモーはうちではものすごくきれいに聞こえる。あなたの家でもそうだとよいのですが。...

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  • うどんとピション

    うどんとピション

    2023年10月16日

    連載 許光俊の言いたい放題第309回 ...冒頭からして息を呑む美しさだ。あまりにも透き通っていて、あまりにも清らかで、あまりにもしんみりとしている。...

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  • 女の立場がないんじゃないですか

    女の立場がないんじゃないですか

    2023年08月16日

    連載 許光俊の言いたい放題第308回...全体的にリズムのえぐりがすごい。合唱も渾身の絶叫状態。現在はどこの合唱団も、こういう音程とか音色の均一を無視した絶叫なんてやらないでしょう。やれないでしょう。いくらドラマ的にはリアルでも。。...

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  • ネチネチじくじく大賞はこれ!

    ネチネチじくじく大賞はこれ!

    2023年07月21日

    連載 許光俊の言いたい放題第307回...恐ろしいことに、この演奏のあとでムターやコパンチンスカヤの録音を聴くと、おとなしく感じられてしまう。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の空前の怪演。劇薬みたいな演奏。...

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  • 「レコ芸」とサヴァール

    「レコ芸」とサヴァール

    2023年07月10日

    連載 許光俊の言いたい放題第306回...劇的な部分は小編成でも十分以上の迫力、迫真性。コントラストも明快。和音ひとつで、がらりとシーンが変わる。昔の人には想像できなかった演奏だろう。...

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  • くつろいでブルックナー

    くつろいでブルックナー

    2023年05月22日

    連載 許光俊の言いたい放題第305回 ...最初から最後まで平常心で聴けて、でも満足できる不思議な演奏。そうは言わない。最後の鳴りっぷりはやはり強烈だから。...

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  • 指揮者サヴァールの最高傑作は?

    指揮者サヴァールの最高傑作は?

    2023年04月24日

    連載 許光俊の言いたい放題第304回 ...ただ一点だけ指揮者サヴァールの録音を挙げるとするなら、マラン・マレのオペラ「アルシオーヌ」ということになる。ヴィオラ・ダ・ガンバなどいにしえの弦楽器の名手であるサヴァールにとって...

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  • 「わが祖国」に感嘆

    「わが祖国」に感嘆

    2023年01月17日

    連載 許光俊の言いたい放題第303回 ...冒頭からして息を呑む美しさだ。あまりにも透き通っていて、あまりにも清らかで、あまりにもしんみりとしている。...

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  • フォーレに圧倒された

    フォーレに圧倒された

    2022年09月13日

    連載 許光俊の言いたい放題第302回 ...フォーレの「レクイエム」が圧巻だ。イギリスの合唱は響きがきれいでなめらかなのだが、ここではそういう音楽の範囲を完全にはみ出している。まるで中世の修道士たちの...

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  • Mな気分でストラヴィンスキー

    Mな気分でストラヴィンスキー

    2022年08月10日

    連載 許光俊の言いたい放題第301回 ...「火の鳥」は実に楽しい。異常なアンサンブルのよさ。単に縦線が合うというのではなくて、木管楽器たちが、あたかも鳥がかわす会話のようだったり。...

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  • アナクロな300回目

    アナクロな300回目

    2022年07月20日

    連載 許光俊の言いたい放題第300回 ...いわゆるリスボン・ライヴのLPレコード。これは危険です。マジでその場にいる気がしてくる。...

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  • 禁断のラヴ・ロマンスなブルックナー

    禁断のラヴ・ロマンスなブルックナー

    2022年05月06日

    連載 許光俊の言いたい放題第299回 ...それはともかく、このブルックナーは第2楽章が信じがたく美しいのだ。このひとつの楽章だけのためにでもこのセットを持っている価値があると私は確信する。...

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  • リスボン・ライヴのキモと幽霊の正体

    リスボン・ライヴのキモと幽霊の正体

    2022年04月11日

    連載 許光俊の言いたい放題第298回 ...決して凝った録音でもないにもかかわらず、また、決してハイファイな感じの録音でもないにもかかわらず、演奏と録音のバランスが取れているのだ。...

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  • 幽霊が出た

    幽霊が出た

    2022年02月28日

    連載 許光俊の言いたい放題第297回 ...このCDを手に入れたら、絶対に再生を途中で止めないこと。そうすれば、あなたの部屋にも幽霊が出る。...

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  • サヴァール第9

    サヴァール第9

    2022年01月31日

    連載 許光俊の言いたい放題第296回 ...本当に生々しい演奏だ。絶叫だ。合唱が歌うひとことひとことの意味が、強い願いや必死の祈りが、脳みそに突き刺さってくるのには仰天した。...

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  • たまにはアカデミー賞

    たまにはアカデミー賞

    2021年12月27日

    連載 許光俊の言いたい放題第295回 ...シュトラウスは30分までの巨匠かもしれない。オペラはともかく、オーケストラ曲では30分を超えるとだれる。...

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  • ユートピアのベートーヴェン演奏

    ユートピアのベートーヴェン演奏

    2021年11月24日

    連載 許光俊の言いたい放題第294回 ...もしいつの日かユートピアが実現されるとしたら、そしてそこでもベートーヴェンが演奏されるとしたら、このような演奏であるしかない。気が付くと何度も繰り返して聴いている不思議な全集。...

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  • チェリビダッケで忘我状態

    チェリビダッケで忘我状態

    2021年10月18日

    連載 許光俊の言いたい放題第293回 ...ブルーレイのほうには、オリジナルとリマスターの2種類の音が入っている。これはあるいはメーカーにとっては英断だったのかもしれない。...

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  • 贅沢な「乞食オペラ」

    贅沢な「乞食オペラ」

    2021年08月02日

    連載 許光俊の言いたい放題第292回 ...どうせ人間は醜いんだ、愚かなんだ、上から下まで救いようがないんだ、とはなから認めている。その態度が清い。潔い。...

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  • 暑くなっても東欧音楽

    暑くなっても東欧音楽

    2021年07月12日

    連載 許光俊の言いたい放題第291回 ... ラフマニノフがこうもやれるのかという新鮮な驚きに満たされた。こういう心地よく期待を裏切る演奏家がやはりおもしろい。...

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  • 伝説となる来日公演に遭遇した

    伝説となる来日公演に遭遇した

    2021年06月07日

    連載 許光俊の言いたい放題第290回 ...要所要所で金管楽器が生きていることにも驚かされる。トリスタンが死んだあとのイゾルデを支えるオーケストラは慟哭のようだ。...

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  • ああ、南米

    ああ、南米

    2021年05月17日

    連載 許光俊の言いたい放題第289回 ... あたたかくなった季節に緩徐楽章を聴いていると気分がいい。安らげる。癒される。...

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  • 編曲漫遊記

    編曲漫遊記

    2021年04月23日

    連載 許光俊の言いたい放題第288回 ... 色彩の色は豊富で強さは弱め。淡い感じが美しい。ラフマニノフはこの編曲を大いに喜んだという。...

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  • 呪いの「浄夜」

    呪いの「浄夜」

    2021年04月10日

    連載 許光俊の言いたい放題第287回 ... 肉をえぐるような凄絶な音やリズム。細やかさと大胆で暴力的な筆致が同居する、陰惨な暗黒の絵画...

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  • 「海」で始まるCD漂流

    「海」で始まるCD漂流

    2021年03月01日

    連載 許光俊の言いたい放題第286回 ... ひとりだとひどく暗く吹いたりするマイヤーも、ここでは暗くなり過ぎない適度な存在感。...

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  • 岩崎宏美とフルトヴェングラー

    岩崎宏美とフルトヴェングラー

    2021年02月08日

    連載 許光俊の言いたい放題第285回 ...狼谷では、ぎょっとするようなポルタメントが気持ち悪い。低弦のすばらしい実在感。各パートがこれでなくてはというふうに弾き、吹き、叩いている。...

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  • 奇跡の「第5」

    奇跡の「第5」

    2020年12月28日

    連載 許光俊の言いたい放題第284回 ...真に驚くべきは第5番だ。これはすごい。本当にすごい。この曲で、こんな斬新な演奏があったのかと、知っている人ほど驚くだろう。...

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  • ロトのシューマンで爆笑

    ロトのシューマンで爆笑

    2020年11月05日

    連載 許光俊の言いたい放題第283回 ... 文字通り、笑ってしまうのである。特に第4番のフィナーレ。これには笑いながらたまげる。...

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  • ヴァンスカの至宝、シベリウス交響曲全集

    ヴァンスカの至宝、シベリウス交響曲全集

    2020年10月12日

    連載 許光俊の言いたい放題第282回 ... 木管楽器の繊細なソロ、弦楽器の最弱音等々、ああ、作曲家はこういうことを考えていたのかと目の覚めるような思いがする。...

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  • トロリと、じんわりと、弦楽器

    トロリと、じんわりと、弦楽器

    2020年08月04日

    連載 許光俊の言いたい放題第281回 ... 明るい楽想の曲になっても、からりと晴れあがらず、やや暗みがある。それが何とも微妙で、危うさがあって、これもよい。

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  • 史上最恐のブルックナー

    史上最恐のブルックナー

    2020年07月16日

    連載 許光俊の言いたい放題第280回 ... ジャズ版のブルックナー、それも交響曲第5番。もっともブルックナーらしいとも言える作品、それをジャズ風にやってしまったという。

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  • レーグナーのシューベルト

    レーグナーのシューベルト

    2020年06月22日

    連載 許光俊の言いたい放題第279回 ... さまざまな演奏を知っている人のほうが、「へえ、こうやるのか」とおもしろさに気づく。できばえに舌を巻く。

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  • 畑中葉子とロンドン響

    畑中葉子とロンドン響

    2020年05月28日

    連載 許光俊の言いたい放題第278回 ... ジャズっぽいものなど、聴きやすい曲が選ばれている。ヴィブラフォンやマリンバの響きも涼やか。

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  • 笑っちゃうほど楽しい「ワルキューレ」

    笑っちゃうほど楽しい「ワルキューレ」

    2020年04月28日

    連載 許光俊の言いたい放題第277回 ... 「オテロ」のような「ワルキューレ」、そう言ってもいい。

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  • サヴァールの「メサイア」を満喫

    サヴァールの「メサイア」を満喫

    2020年04月13日

    連載 許光俊の言いたい放題第276回 ... 低いほうにはちゃんと陰影があり、のっぺりと均一ではない。この「メサイア」は何度聴いても、飽きない。

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  • ファウストのバッハ協奏曲集

    ファウストのバッハ協奏曲集

    2020年03月31日

    連載 許光俊の言いたい放題第274回 ... コロナがまだドイツで本格的に広がる前、私はベルリンにいた。

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  • チバスとロジェストヴェンスキー

    チバスとロジェストヴェンスキー

    2019年11月07日

    連載 許光俊の言いたい放題第273回 ... 南米人って、どうしてフルトヴェングラーが好きなんだろう。...

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  • 新海誠とプッチーニとショスタコーヴィチ

    新海誠とプッチーニとショスタコーヴィチ

    2019年10月21日

    連載 許光俊の言いたい放題第272回 ... 大野の演奏はこれに限らず、聴く者の関心を作品自体へと向けさせる。稀有である。...

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  • ヴィヴァルディの闇

    ヴィヴァルディの闇

    2019年02月26日

    連載 許光俊の言いたい放題第267回 ... あれもバロック、これもバロック。どう演奏されてもバロックはバロック。今ほどさまざまなバロック作品、演奏を聴ける時代はかつてなかった...

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  • サティはアラブ音楽だった?

    サティはアラブ音楽だった?

    2019年01月10日

    連載 許光俊の言いたい放題第265回 ... もしやサイの原点はサティだった?とまで怪しんでしまうようなくらい、中東風に響く...

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  • ウィンナ・ワルツで茫然自失

    ウィンナ・ワルツで茫然自失

    2018年09月10日

    連載 許光俊の言いたい放題第264回 ... サーカスでテンポよくいろいろな人たちが出てきては下がる、みたいなわくわく感。

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  • 「トリスタン」と「トリスタン」

    「トリスタン」と「トリスタン」

    2018年08月23日

    連載 許光俊の言いたい放題第263回 ... この映像を見ていると、他の演奏のことは考えたくなくなる。何度聴いたかわからないこの作品にまだまだ発見がある。

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  • 20世紀の実は偉かった人たち

    20世紀の実は偉かった人たち

    2018年07月25日

    連載 許光俊の言いたい放題第262回 ... 通俗性のかけらもないシュトラウス演奏とはどういうものか。これを聴けばわかる。

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  • シーザーとブルックナー

    シーザーとブルックナー

    2018年07月17日

    連載 許光俊の言いたい放題第261回 ... オケをいっさいがならせることなく進めていくふわとろ半熟オムレツのような柔らかな第1楽章 ...

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  • 究極の「トスカ」

    究極の「トスカ」

    2018年04月17日

    連載 許光俊の言いたい放題第260回 ... とにかくオーケストラの能力が異常なまでに発揮され、耳のごちそうが次から次へとやってくるのを味わうので精一杯だったのだ。

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  • ロ短調ミサは官能大作?

    ロ短調ミサは官能大作?

    2018年03月26日

    連載 許光俊の言いたい放題第259回 ... これはもうベルカント・オペラも真っ青だ。これを歌っている人たち、気持ちよかっただろうなあ。こんなに歌の快楽に満ちたロ短調ミサの演奏は聴いたことがない。

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  • ラトル+ロンドン響、超充実のDVD

    ラトル+ロンドン響、超充実のDVD

    2017年08月30日

    連載 許光俊の言いたい放題第253回 ...まず「クープランの墓」の3つめの楽章で、思いがけず地獄が口を開けるところを聴いてほしい。

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  • 「クールなシベリウスを熱く聴く」

    「クールなシベリウスを熱く聴く」

    2017年06月19日

    鈴木淳史のクラシック妄聴記第68回 ...そう、シベリウスといえば《フィンランディア》だった。その旋律が最初に出てくる《報道の日のための音楽》...

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  • スーパー・アマチュアの時代

    スーパー・アマチュアの時代

    2017年04月11日

    連載 許光俊の言いたい放題第252回 ...昨年からなんとなく思っていたのだが、スーパー・アマチュアの時代が到来したのではないか。大きなオーケストラが存在しつづけるのはたいへんなことだ。

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