ミサ・ソレムニス ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル、フリッツ・ヴンダーリヒ、他(+ブルーレイ・オーディオ)
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I.O.U | 北海道 | 不明 | 2021年03月14日
カラヤンはミサ・ソレムニスを得意としているらしく、私が知る限りメジャーレーベルで5回の正規録音を残している。 私も気づいてみると1966年のこちらの演奏と1965、1974年(ともにWarner)のCDを所有していた。 メジャーレーベルで5回も録音を残していることでどれだけカラヤンがこの曲に執着していたか伺い知れる。 演奏内容については人によっては1985年(DG)の枯れた演奏を好む方も多いようだが、私は残念ながら最晩年の1985盤は未聴である。 録音がこちらと1年しか違わないWarner盤(旧EMI)の1965年の録音と比較してもオケが同じBPOでもだいぶ表現が違うのには驚かされる。 さて、こちらのCDについては新たにリマスターされたBlu-ray audioとのセットとなるが、やはり目玉となるのはCDよりもBlu-ray audioで同じマスターのCDと比較しても空間表現と歪感がはっきり違うのがわかる。 1965、1974年のWarner盤は健闘しているが音質的にやや難があることを考えると、個人的にはトータル面でこちらのセットをオススメしたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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楽響の時 | 東京都 | 不明 | 2020年07月26日
この録音のLPレコードを購入したのは1969年12月17日で、私が高校生の時だった。その解説で黒田恭一さんは、『エロイカの聴き手がそのままミサ・ソレムニスの聴き手であるとはいえないはずだ。(作品のあり方が違う)ミサ・ソレムニスの聴き手には、その作曲家であるベートーヴェンの内懐深く入りこもうとする積極性が求められる。つまり、一瞥は不可能であると同時に無意味である。』と述べていた。エロイカが大好きな私は戸惑ったが、大変な作品と向かい合っているのだと覚悟し、ただひたすらLPを聴き返すことになった。一瞥は許されないのだ。そして、そのような聴き方が音楽全般に対する私の基本となった。その後、カラヤンの再録音や映像、他の指揮者の演奏も聴き、スコアも眺めて(楽譜を詳細に読む力はないが)、この曲に対する理解と愛情が深まったが、やはり本録音のインパクトは大きい。今回、リマスタリングされたBDオーディオを聴き、その音楽の豊かさと奥行きの深さに驚いた。やはり、クレドでは涙が流れ、胸が熱くなる。高校生の私に、この音でこの録音を聴かせてやりたいと思った。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年04月11日
60年代の録音とは思えあないほどの素晴らしい音が聴けます。 緊張感も素晴らしい。やはりカラヤンは、声楽がらみの曲での盛り上げが極めて上手く、聴き手を飽きさせません。 このミサ・ソレムニスとヴェルディ・レクイエムはカラヤン60年代の最高の遺産だと思います。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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