猫を棄てる 父親について語るとき
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さんたろう | 不明 | 不明 | 2021年04月10日
文字通り「猫を棄てる」エッセイである。 もともと月刊誌(文藝春秋)に掲載された分量なので1冊の本にしては短い。 淡々と過去の出来事を語る中に、父が背負ったカルマのようなものも書かれテーマは重い。 最後のわれわれは、空から降る雨の一滴に過ぎないが、その一滴にもそれぞれの人生がある旨の文章に胸をうたれた。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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いえつん | 東京都 | 不明 | 2021年04月08日
一通りの村上春樹のエッセイは読んでいるつもりだが、奥さん以外の肉親についてはほとんど書かれていなかったと思われるので、とても興味深かった。創作活動のルーツの一端を垣間見た気がした。ファンなら読んで損はない。ただ、ボリュームを考えると高い気がする。新書版で出して価格を下げて欲しかった…0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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