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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第4番『ロマンティック』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1951年シュトゥットガルト)(平林直哉復刻)

交響曲第4番『ロマンティック』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1951年シュトゥットガルト)(平林直哉復刻)

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    カニさん  |  兵庫県  |  不明  |  2020年07月21日

    僕は、絶対にフルトヴェングラーの「ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」」を聴くなら、この「シュトゥットガルト版」だと思います。1週間後の「ミュウヘン版」が氾濫していますが、「シュトゥットガルト版」のほうが良い。よく似た演奏だが、「シュトゥットガルト版」の第1楽章は、弦楽部がウィーン・フィル・ハーモニーなのにチェコ・フィルのような広々とした「世界の広さ」を感じさせて、ブルックナーの神々しい世界を表現する一助になっている。第2楽章は、どちらもウィーン・フィル・ハーモニーの名演であるが、第3楽章の「スケルツォ」になると、フルトヴェングラーファンには、耐えられない表現がハッキリ聞こえて「シュトゥットガルト版」を押す決め手と言っていい。フルトヴェングラーの「ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」」は、改竄盤だけど第3楽章の「スケルツォ」をフルトヴェングラーは、カットせずに反復部までキチンと演奏する言わば「フルトベングラー・エディション」なのだが、この「反復部」こそフルトヴェングラーの独断場なのだ。カラヤンが絶対にマネ出来ない「反復部」なのにそこから「新しい歌」が始まったように感じさせる表現である。ここが高音質で聴ける喜びこそ「シュトゥットガルト版」の見せ場。そして、バランス良く締めくくる第4楽章。最高です。よく似た表現だからとか、ホルンが「ミュウヘン版」の方がいい。と言うことで、「シュトゥットガルト版」を忘れてほしくない。リマスターで会場の雑音が増えたけど、絶対に、「シュトゥットガルト版」を買うべきだ。

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