交響曲第6番、他 マタチッチ&NHK交響楽団(1967)
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eroicka | 愛知県 | 不明 | 2009年05月21日
メーンの「田園」は、荒削りだが重厚な響きとおおらかな歌心が、民芸品の木彫りの熊や円空仏を思わせる温かみを感じさせる。序曲2つは堂々たるドイツ風な威容のある演奏だ。この指揮者の当シリーズを聴いて、常に思うが、当時の日本のオケからこれだけの響きを引き出せるとは、感心する。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Johannes | 埼玉県 | 不明 | 2008年04月21日
この「田園」は重厚である。但し人間臭くて良い。演奏そのものはバーンスタイン、VPO(録音1978)のものに少し及ばないが、人間臭くて、好感がもてる。マタチッチのものは初めて聴いたが、NHK SOもなかなか良い。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Johannes | 埼玉県 | 不明 | 2008年04月18日
何と重厚な「田園」であろうか。それに人間味に溢れた演奏である。演奏そのものの上手さは、バーンスタイン、VPO(1978録音)のものに少し及ばないが、こちらは人間臭さ があるので、ある意味で魅力的ともいえる。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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越後の頑固者 | 新潟 | 不明 | 2008年01月06日
昭和39年の新潟地震で全国から寄せられた義援金で建てられた新潟県民会館、そのこけら落としとして震災からの復興を祈念するコンサートの貴重な録音です。中越地震、中越沖地震と続いている新潟の復興を考えるとき、施しのバラマキや偏狭な現場保存パーク、すぐ忘れられてしまう前衛芸術モニュメント設置など比べて、あの時代の謙虚さ、暖かさを感じる、意味深い一枚です。政令指定都市となった新潟市ですが、クラシックのライブ録音盤は恐らくこの一枚きりでしょう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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原始人 | 地球 | 不明 | 2006年11月28日
田舎でのバカンスを楽しむのんびりタイプや、スポーツカーで吹っ飛ばすような快速演奏タイプなどとは異なり、あたかも「農耕機で田んぼを耕しながら見ている」土着の田園、という趣。テンポは遅くはないが(終楽章はかなり速い)、ずっしりと重く、自然を讃えるよりも、粗野な人間の味がする。ベームやワルターのような演奏を期待するなら聞かないほうが良いだろう。レオノーレ、マイスタージンガーの2曲はいかにもマタチッチらしい武骨な演奏。今の世にこの重量感を出せる指揮者がいないのが寂しい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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