≡☆SHIRO☆≡  |  香川県  |  不明  |  2009年12月23日

1979年のデビュー作。翌年発表の「Wheels of Steel」以降が初期のSAXONのスタイルだが、哀愁感のあるデビュー作は、プロデューサーの意向ともされる。また、1979年はNWOBHM誕生前夜であり、少し早すぎるデビューだったのかも？SAXONは当時IRON MAIDENのライバル的存在だったが、実はSAXONの楽曲は新しい音のIRON MAIDENとは対照的に古典的な正統派ハードロックである。デビュー作はそのルーツが分かる作品とも言える。ジャケットの去ることながら音質もイマイチ。でも曲そのものは悪くないので、最近のバンドがカバーすれば息を吹き返しそうです。

 

sake  |  兵庫県  |  不明  |  2007年10月24日

個人的にはSaxonのアルバムで一番好きです。勢い良く始まったと思ったら転調し、哀愁たっぷりの曲へと展開していく１・２、軽快な３、さび前がメロディアスな６、ドラマティックな８が特にお気に入りです（前身バンドがRushの影響を受けていたというのも納得）。MCマンやP＆グローリーといったハードな曲は確かに格好良いですが、Saxonの本当の魅力はこのアルバムの様なメロディアスな部分にあったりするのではないかと思う次第です。