Lorenzaccio  |  Soka  |  不明  |  19/October/2008

初演時の演奏だそうでエーザー盤に含まれてない音楽もあります。Schott発行のScoreが内容的には同じでした。セリフへの移行が自然で違和感ない。Bumbryが素晴らしい。Freniも勿論Vickers共々安心して聴ける。Maazel旧盤と共によく聴くCDです。

 

mickey  |  さいたま市  |  不明  |  19/September/2008

久々に再発されたカラヤン、ウィーンフィルのカルメンに触発されて、こちらも購入してみた。カルメンはカラスに止めを刺すと思っている私にとっては、シワガレ声のカラスと違って、完璧なベルベットヴォイスのバンブリーのカルメンはキレイすぎて、イマイチ馴染めなかった。ところが、初めて全曲を聴いてみて、その偏見は見事に打ちのめされた。声楽的に完璧なカルメンの歌唱というのは、何と素敵なことなのか!! フリューベック・デ・ブルゴス指揮のオーケストラも清新。ただ、平面的な録音が当時の水準としても決して良いとはいえないのが残念。

 

pie  |  名古屋市  |  不明  |  30/May/2008

マゼール盤とともに好きな演奏です。男声陣が弱く、フレーニのミカエラもトウが立っていますが、バンブリーのカルメンが最高です。声も美しく、適度に野生的で理想のカルメンではないでしょうか。ほぼ同一キャストによるカラヤンのビデオもありますが、私は映像がないほうがいい。 しかし、マゼール盤も安いけど、これも安いなあ。

 

南天の実  |  東京、八王子  |  不明  |  07/April/2007

まず1年あまり前の自分のレヴューの訂正を。「地の台詞」は声質のよく似た声優が担当していました。例えばカラヤン新盤の（特にカレーラスの吹き替え）ごとき歌声と喋りのひどいギャップが全然なくて、歌手本人が喋っているとばかり・・でも、この一年余も色々なカルメンを聴き続けてきて結局はこの演奏に帰ってくるのだ。全オペラの中でも一番愛する曲で、そういう魂の故郷的演奏を見つけられた幸せを実感しています。

 

南天の実  |  東京　小平市  |  不明  |  21/February/2006

４０年来カルメン全曲を聴き続け・・ビーチャム新旧カラヤン、ショルティ、プレートル、アバド、シノーポリ等々・・探し続けた『自分のカルメン』。主役歌手陣の個性と役柄がピッタリで粋な管弦楽の演奏（吹き替えなし）歌手自身のセリフ入りetcと・・以上の条件にあてはまるDISKを待ち続けた。不覚にもこのブルゴス盤 が４０年前から存在していたのに！！カラスよりバンブリーの方が自然体カルメンで絶対いい。地味職人ブルゴス指揮がまた鄙びたスペイン地方色を醸しだして、他の有名指揮者たちのキンキラ名演奏より不思議に飽きがこないんだ。