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ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 交響曲全集 朝比奈隆&新日本フィルハーモニー交響楽団(6SACD)

交響曲全集 朝比奈隆&新日本フィルハーモニー交響楽団(6SACD)

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  • ★★★★☆ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年12月19日

     つい先日、ヤンソンス&バイエルン放送響の全集を購入して聴いてみた(レビュー済み)。そこでふと思い出して昔購入したこの全集を聴き始めた(SACDでなく、普通のCD)。  現在のトレンドからみると古めかしいベートーヴェンのはずだが、私にはなぜか斬新に聴こえた。 ごつごつしていて、ざっくりしている。大編成でどっしり。極端なクレッシェンドやその逆などの変化球はなし、ひたすら直球勝負・・・。   今の時代楽器によるピリオド奏法や当時の音楽を再現といったやけにスリムな音楽の真逆を歩いている。しかも全部の楽器が鳴りまくっているベートーヴェンだ。     もちろん研究の成果を表現しているのだろうが、それを「やってますよ〜」とアピールすることもない。無骨だがとても聴き応えのある全集だ。ボリューム感たっぷり、けどステーキ肉たっぷりというボリューム感はしない。和食のおかずがずらっと並んで大盛りの白米がどかっとあるごちそうのイメージ。こんなベートーヴェンが日本の演奏家によってできていることを喜びたい。      今だからこそ朝比奈さんのベートーヴェンが面白くなるのではないだろうか。昔からのクラシックファンには思い返していただきたいし、最近のベートーヴェンしか知らない方には余計に試していただきたい。  SACDの欄に普通のCDで聴いたレビューをしているので★ひとつ控えて評価した。

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  • ★★★☆☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2010年03月07日

    昭和から平成に移ろうとするこの時代の朝比奈隆の、典型的な音楽が聴けると言う点では、貴重なディスクだ。中でも3番、4番、9番は個性丸出しだし。6番、7番などは屈指の名演に入るだろう。 ただ朝比奈隆のベートーヴェン全集を購入しようと言うリスナーの方には、まずは1990年代に録音された大フィルとの2つの全集を選ぶべきだと特筆したい。この新日本フィルとの演奏は、その録音がどことなくボケボケでシャープさにかけ、「愚鈍」な印象はぬぐえない。

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  • ★★★★★ 

    まあくん!  |  テラにて  |  不明  |  2008年05月13日

    「大フィルより他のオケの方が名演が多い」との説には賛同しかねる。ブル489始め、大フィルの名盤数多し。新日のベートーヴェンの当盤では123467が優れた出来と感じる。1・6は96・97年盤と双璧、2は当盤が最高、3は僅かだか77年、2000年の上を行き当盤がベストか?4はN響・2000年と甲乙つけがたく7は1楽章は2000年、フィナーレはN響がベストだが全楽章なら当盤か。5は82年、8は2000年、9は97年がお勧めだ。ケースがしょぼいのだけが残念だが音質の大幅改善には拍手。

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  • ★★★☆☆ 

    okushirane  |  横浜市  |  不明  |  2007年06月01日

    演奏は素晴らしい、というか最高。SACDで更に一皮剥けました。朝比奈は大フィルより他のオケの方が名演が多いのはオケの実力差?最高をつけなかった理由はケースのショボさ。CDの時は立派なケースだったのに、SACDになって超ガッカリ。ヴァントのSACDはケースもしっかりしてるのに。SACDを買った、という感動が得られない。

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  • ★★★★★ 

    牧童の笛  |  相模湖  |  不明  |  2007年03月19日

    朝比奈の手腕の一つは、オーケストラの自発性を尊び、彼等の能力を無理なく引き出すことである。実際此処でも奏者達は実に伸び伸びと弾き、吹いて居る。だから何よりも先ずベートーヴェンの音楽自体が深々と呼吸して居る。にも拘らず其の演奏には朝比奈の紛れもない個性が刻印されて居り、弦楽器の音色の温かさも比類が無い。そうした彼の美質が最良の形で示されて居る。是が本物の才能、本物の音楽である。

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  • ★★★★★ 

    高原の夕映え  |  富士見高原  |  不明  |  2007年03月08日

    朝比奈の名を聞くと、彼の人気に対する妬みか僻みか知らないが、直ぐにオケの技術がどうだの、指揮が素人臭いだのと、悪意に充ちた難癖を付ける人々が多いが、言いたい者には言わせておけば良い。私にとっては、人生の春秋を富ませて呉れる最高の贈り物である。この全集もそうで、96〜97年盤とどちらを最高位にするか難しいところ。6番の美しさなど忘れられず、4番の終楽章もこのテンポでなければ私は感動出来ない。

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  • ★★★★★ 

    I&W  |  japan  |  不明  |  2007年02月26日

    No.1;11’27/9’53/4’10/7’04 No.2;13’38/11’59/3’59/7’06 No.3;21’16/18’15/6’53/14’17 No.4;14’03/12’04/6’42/9’18 No.5;9’07/10’38/6’08/12’38 No.6;14’02/14’22/6’06/4’13/11’53 No.7;15’05/8’47/10’51/9’31 No.8;10’14/4’06/5’16/8’57 No.9;18’39/15’17/19’49/26’23

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  • ★★★★★ 

    KT  |  東京都  |  不明  |  2007年02月04日

    この「第9」をその日、客席で聞いていて、席から立てないほど感動した記憶があります。それ以降東京で行われるコンサートには全て出かけましたが、このチクルスの感動は生涯忘れられないでしょう。個人的好みで言えば、フォンテックさんの録音は概してマイクが遠く、従来のCDでは生々しさに欠ける気がしていましたが、今回のSACD化で(特に第9と第3がぐっと良くなっていて)「これが最高」との思いを改めて強くしました。世界に誇れるベートーヴェンだと信じます。

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  • ★★★★★ 

    真如堂  |  京都市  |  不明  |  2006年11月01日

    僕は90年代後半の全集の方が、心血ともども完全に一体化した大フィルとの演奏で朝比奈の芸の全てが豪放に鳴り響く様が心地よく、より評価しているのだが、その理由としてもうひとつこの全集はどうも録音の生々しさが今一歩だと感じていたからだ。ところがSACD化に際してその点が改善されたようだ。よって大フィル盤全集と並ぶものとなった。日本にもこれだけ恰幅のよい、真に自分の音楽として鳴り響くベートーヴェンがある事を多くの人に知って欲しい。

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  • ★★★★★ 

    TH  |  埼玉県  |  不明  |  2006年04月22日

    付加えます。あらためて聴いてみてこの指揮者、様式感が欠如しているような気がします。このベートーヴェンも時々響きがブルックナーになってしまいます。ウーン、でもまあいいっか…。

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  • ★★★★★ 

    TH  |  埼玉県  |  不明  |  2006年04月06日

    すばらしい全集。心技とも最も充実した時期のこの指揮者の最高の記録。加えて新日との新鮮な競演が見事。ただし、反復については私は否定的。楽譜に忠実というのは解るが、楽曲の構成、全体の構図からしてべトの場合必ずしも反復は必要としない。それにしても心にずっしりと残る最高のベートーヴェンではないか!!

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  • ★★★★★ 

    たかし  |  京都  |  不明  |  2006年03月24日

     朝比奈の数あるベートーヴェンの全集の中でも最も朝比奈らしい重厚な指揮ぶりで、オーケストラの技量、晋友会合唱団の合唱(第9)もすばらしく、一番優れていると私は思います。  今回のSACD化で朝比奈特有の分厚いオケの響きがさらに鮮明になっていて満足しました。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2006年03月24日

    以前のCDより音の抜けが良いように思う。演奏については言わずもがな。ただ、ライナーノートは、かつては朝比奈と東条碩夫の対談形式で、譜例付きだったのだが、今回のはしょぼい。しかし、「朝比奈隆ベートーヴェンの交響曲を語る」(音楽之友社)をひも解きながら読めば問題ない。

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  • ★★★★★ 

    Otolary  |  日本  |  不明  |  2006年01月27日

    個人的には最高のベト全。特にエロイカと第九。音を極限まで拡げきったブルックナー的音楽は最高。逆に古典としてのベートーヴェンとしては最悪とも言えるが。朝比奈自身これ以後の三回の全集はよりすっきりした造形となっていく。

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  • ★★★★★ 

    たけちゃん  |  福島県  |  不明  |  2006年01月24日

    私が初めて購入したベートーヴェン交響曲全集がこのセットでした。その重厚な響きに感激したのを思い出します。 本盤購入以前にカラヤン/ベルリンフィルの第5番を繰り返し聴いていましたが、内から湧き上がってくる充実度という点で「これはカラヤン氏のベートーヴェンとはまた一味違うぞ」と、当時クラシック初心者ながら感心した記憶があります。再発売するに値する、日本人指揮者、日本人オーケストラによる最高のベートーヴェン交響曲全集でしょう。

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