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ブルックナー (1824-1896)

LPレコード 交響曲第7番 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ベルリン・フィル(2枚組/180グラム重量盤レコード/Warner Classics)

交響曲第7番  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ベルリン・フィル(2枚組/180グラム重量盤レコード/Warner Classics)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年04月21日

    こんなに素晴らしい名演であるとは知らなかった。本盤のグランドスラムによる素晴らしいLP復刻を聴いたのを契機として、フルトヴェングラーはブルックナー向きの指揮者ではないとの認識をあらためなければならなくなった。それほどまでに、既発売CDと、今回のグランドスラム盤の音質の差は大きいと言える。ベルリン・フィルならではの重厚な低音も見事に捉えられているし、最弱音の繊細は響きもかなり鮮明に捉えられている。演奏も、ベートーヴェンの交響曲などで顕著な劇的なアプローチは決して行っていない。時折、テンポの変化も見られるが、全体としては荘重なインテンポを維持していると言える。これは、ブルックナー演奏の王道とも言うべきアプローチであり、フルトヴェングラーは、ベートーヴェンの交響曲とは異なるブルックナーの交響曲の本質をしっかりと鷲掴みにしていたことがよくわかる。ライナーノーツによれば、改訂版を使用とのことであるが、第7の場合はあまり問題にはならない。現代でこそ、ヴァントや朝比奈、そして少し時代を遡ればマタチッチによる名演などが目白押しの同曲であるが、本名演の録音は1949年。まだ、第7の名演など殆ど生まれていなかった時代だ。その意味では、第7の真価をはじめて世に知らしめた歴史的な名演との評価もあながち言いすぎではあるまい。

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    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年11月21日

    フルトヴェングラーのブルックナー7番はHMVでは5種類確認され全てBPOとの収録、内この1949年分で私も擬似ステレオLPにより馴染んだ盤です。ブルックナーの音楽に対するには全く己を空にして絶対音楽として音そのものを「感ずる」事が「コツ」ということで特に当該曲の第2楽章アダージョにはじっくり耳を傾け味わえる事と続く楽章とのバランスにおいてこのフルトヴェングラー盤は技術的処理CDにより安心出来る更なる秀逸盤となっていることでしょう。版の違いは例えば打楽器の有無とからしいですが聴くサイドは都度対応すれば・・と思っています。

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    ジークフリート  |  神奈川県  |  不明  |  2007年10月11日

    放送録音という状況のせいか、曲想のせいか、フルトヴェングラーとしては、穏やかに安定感のある、内容的な演奏となっており、実に感動的だ。これまでの市販盤より細部の音が明瞭となり、リマスタリングも成功。但し、針音が苦手な人には、仏協会CDの方が聴きやすいかも知れない。

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