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チャイコフスキー(1840-1893)

CD 歌劇『マゼッパ』全曲 N.ヤルヴィ&エーテボリ交響楽団、ゴルチャコーワ、レイフェルクス、他(3CD)

歌劇『マゼッパ』全曲 N.ヤルヴィ&エーテボリ交響楽団、ゴルチャコーワ、レイフェルクス、他(3CD)

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    パル  |  東京都  |  不明  |  2013年11月09日

    録音当時マリインスキー劇場の中心だった歌手陣を、ゲルギエフでなくヤルヴィが統率しているのが面白い。そのヤルヴィ指揮エーテボリ響がまず良い。録音が優秀なのもあるが(拳銃の発砲音はびっくりさせられた)、オケの動きがよくわかるし迫力がある。 レイフェルクスはくせの強い声だし、70歳の老人にしては若々しいがその押し出しの強さが私は好きだ。強靭な声質である。 コチェルガもくせが強い。ただこの声が、第2幕で非業の死をとげるコチュベイにぴったりである。レイフェルクスとコチェルガという、ショスタコーヴィチの「バビ・ヤール」を共通レパートリーにし、「ボリス」ではそれぞれランゴーニとボリスを得意とした名低声歌手の共演は最高である。 ゴルチャコーワとジャチコワは女声歌手としてマリインスキー劇場再興の大立役者だと思うが、ここでその2人が母娘で共演、これまた素晴らしい。 ゴルチャコーワはもう少し後に台頭するネトレブコの陰に隠れてしまった感があるが、「炎の天使」「キーテジ」「プスコフの娘」「イオランタ」などの希少録音盤での名唱は忘れがたい。ジャチコワもボロディナの陰で地味だが、テミルカーノフ時代からマリインスキー劇場を支えてきた風格がある。 セルゲイ・ラーリンのアンドレイも若々しい声で好感度大。端役でツェドニクが登場するのは楽しい。物語はどうしようもないくらい悲しいものだが、音楽の素晴らしさと、名歌手たちの演唱に心打たれる。

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    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2011年06月30日

    歌劇『マゼッパ』はチャイコフスキイが作曲した歌劇の中で音楽的にロシアの香りが随所に聴き取ることの出来る作品だ。 特に第一幕にその特徴がある。 ヒロインが気が狂ってしまうというパターンは歌劇『ランメルムーアのルチア』を始めとしてよくあるが、この作品もその系列の物語だ。 ただ若い男女間の悲劇でなく、若い女性であるマリアが老人であるマゼッパに恋をするというのが面白い。 このヤルヴィ盤もゲルギエフ盤(ライブ録音)もどちらも素晴らしい演奏だ。 しかしヤルヴィ指揮でマゼッパを歌うレイフェルクスは何を歌っても艶っぽい。 レイフェルクスのマゼッパに関しては設定より若いように聴こえるが、これだったらマリアもマゼッパにひかれるかもしれない。

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