グレゴリー・ソコロフ(p)/ スペシャル・ボックス(バッハ、ベートーヴェン、ショパン、ブラームス)(5CD)
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V−corn | 京都 | 不明 | 2007年01月07日
ソコロフはショパンのソナタ2番も録音している。音楽を知っている人なら常識だが、ソナタ2番の1楽章は前奏曲集の16番、終楽章は前奏曲集の14番と全く同じ原理で作曲されており、兄弟のような関係だ。別のセットに跨るが、ソコロフは的確にポイントを押さえている。あの強烈な演奏は強固な基礎の上にある。2番の終楽章が無調の傾向があるなら、24の前奏曲の14番もそうなるが、そのようなことは決してあり得ない。きちんと聴き分けることができるなら、驚くべき魅力を学べるセットだ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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火へんに華 | 千葉 | 不明 | 2006年07月18日
これを凌駕する「フーガの技法」が登場するとは、到底考えられない。「フーガの技法」は実に難しい曲だ。各声部の動きをはっきりと描きながら、渇いた叙情を感じさせなければならない。その点、この演奏は驚くべき水準で要点を満たしている。厳しく律しながらも、水晶の様に透明なタッチは覗き込む人によって多彩な色彩をもたらしてくれることだろう。一方、ショパンはネイガウスを思い出させる様な、ロシアの香りが仄かにする。テンポをゆっくりとるのが特徴だが、リズム感覚が優れたピアニストなのでもたれを感じない。期待ほどではないが、良い。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ソコロフ頑張れ | 東京都 | 不明 | 2005年10月26日
音の力学を聞き取れない人が、ソコロフを聞いてもしょうがないと思う。理解できないではないかと思う。メジャーのスターピアニストでは全く満足できない人のためのピアニストです。メジャーで満足できる人がいるなら、そちらを聞いたほうがよい。圧倒的な強さに嫌悪感を持つ人もいるはずだ。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2005年08月26日
「フーガの技法」「パルティータ」「24の前奏曲」の3曲が文句無く凄い。一つのスタイルとして完成し尽くされており、些細な問題以外で、全く反論の余地が無い。演奏優位の圧倒的な世界。BOXの完成度はOP30388のほうが上ですが、いずれにせよ「音の持つ力」がどのようなものか知りたければソコロフを聴くべきだ。ただし他のピアニストが物足らなくなっても知りませんよ。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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