ラジオデイズ  |  九島  |  不明  |  2006年12月30日

音楽に纏わりつこうとする物語に興味はない。ただ拍子に対する厳しいまでの姿勢には驚かされる。「君にとっての８０とはどの位の速さだ？」この言葉に驚く。彼らは２０世紀的な、相対的な視点の時代を生きている。その厳しさは娯楽で許容できるものではなく、多くの聴衆に理解されない理由が納得できる。いつの日か、人々の意識がこの様な厳しい曲を必要とする。そのような時代は来るのだろうか？最先端で闘っている音楽家を尊敬してしまう。