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CD ウィリアム・スタインバーグ&ボストン交響楽団/コンプリートRCAレコーディングズ(4CD)

ウィリアム・スタインバーグ&ボストン交響楽団/コンプリートRCAレコーディングズ(4CD)

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2024年04月11日

    HMVの宣伝文とは違いオリジナルジャケット仕様ではない。解説書にオリジナルジャケットの写真が載っているだけである。誇大広告なので☆1つにしようと思ったが、「ザ・グレイト」の素晴らしい演奏を聴いてるうちにどうでもよくなってしまった。私はこのセットに収録されている音源を聴くのは初めてだが、DGへのスタインバーグ/ボストンの3枚は知っているのでRCA録音も悪かろうはずがないと思っていたが、やはり見事な演奏ばかりであった。シューベルトもブルックナーもスタインバーグの特徴であるタメを作らず前進するリズムの上に多彩な表現がなされ聞き手を魅了する。「ティル」は急速テンポで目もくらむ。ピッツバーグに比べボストン交響楽団は明らかにワンランク上であり聴きごたえ充分。HMVの紹介にあるように米国のメジャーの音楽監督掛け持ちは異例なのだが、スタインバーグはミュンシュ時代から客演の常連であり、楽団員も理事も是非にということだったんだろう。それならミュンシュの後任をスタインバーグにしておけばもっとたくさんのこのコンビの録音が聴けたのに。ラインスドルフとスタインバーグは似たタイプの指揮者だが、力量の差は大きいのだ。おまけにアーサー・フィードラー生涯唯一の本格クラシック録音の「新世界」が入っているが、これもおまけではもったいない立派な演奏だ。この当時のボストン交響楽団は本当に素晴らしい。サウンドにキレがあり、ソロもうまいし俊敏なのだ。小澤時代の80年代にこのサウンドを失ったのは残念なことだった。

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