コロンボ  |  東京都  |  不明  |  2006年10月23日

悲しい。 ベートーベンの最初のティンパニィが雑音で聞き取れない。 素直に、ベトとブラームスの 協奏曲を買えば良かった。

 

ﾎｾ･ﾘｰ  |  愛知  |  不明  |  2006年07月01日

覚悟してたので音質は気になりませんでした。稀代の名人たちが冥界から眼前によみがえってきたような不気味な感動です！昔SPの原盤を大枚はたいて買った人は複雑な心境でしょう。軍事技術発達の恩恵か、戦後の録音はかなり良いです。さすがに30年代物はｵｹの細部が聞き取れません。時間の短い独奏物が当時多いのはそのせいかも？この時代は皆「濃い」演奏ですね。独奏者の全員がﾕﾀﾞﾔ系なのも興味深いです。噛めば噛むほど味が出る超お値打ちなｾｯﾄでしょう

 

ワタミ  |  江東区  |  不明  |  2006年06月05日

このBOXで聴いたのはﾐﾙｼﾃｲﾝのﾒﾝﾃﾞﾙｽｿﾞｰﾝとﾊｲﾌｪｯﾂのｼﾍﾞﾘｳｽだけです。ﾒﾝﾃﾞﾙｽｿﾞｰﾝはこのｾｯﾄの中では録音の新しい方で、ﾜﾙﾀｰNYPとの共演です。録音、演奏ともに最高ﾚｳﾞｪﾙです。ｼﾍﾞﾘｳｽも巨匠ｻｰ・ﾄｰﾏｽが名門ﾛﾝﾄﾞﾝ･ﾌｨﾙを指揮した熱い演奏です。この2曲だけでも十分に楽しめますが、あとのﾗｲﾝﾅｯﾌﾟが凄い。ｸﾗｲｽﾗｰやﾌｰﾍﾞﾙﾏﾝなど死ぬほど楽しめそうです。貴重な記録。全体の録音はこの時代としては標準だし気にしても仕方ないと思います。

 

たーこ  |  京都府  |  不明  |  2006年05月28日

もちろん企画的に凄いヴァイオリニストが揃っているのはもちろんですが、サポートする指揮者などもビッグネームがあったりします。メニューイン＆エネスコの師弟共演のバッハのBWV1043。なかなか録音の良いメンデルスゾーン。モーツァルトの5番。ラロのスペイン交響曲、等が良かったです。クライスラーのベートーヴェンとブラームスは残念ながら雑音がひどすぎ。モーツァルトの7番、ヴィエニアフスキー、エルガーはこのCDが初でした。しかし、発見から25年のその当時、モーツァルトの7番は偽作だとわかって演奏してるんでしょうかね？

 

Portia  |  東京都  |  不明  |  2006年02月26日

確かにヴァイオリン・ソロの音質は，思っていたよりずっと聴きやすいです。オケの音も低音がブーストされているのか結構厚みがあって，年代を考えれば特に不満は感じません。メニューイン，フーベルマン，エネスコのバッハ，クライスラーのベートーヴェンとブラームス。1930〜40年代のヨーロッパで，3大BのV協奏曲がどんな風に演奏されていたのか，それを自分の耳で確かめられるだけでも，感涙もの。ただ，CD8の二重協奏曲は第1楽章だけの抜粋。こんな凄い演奏を途中でお預けにされては，全曲入ったCDを早速探すしかありません。

 

diotima  |  北見  |  不明  |  2006年02月21日

オケの部分はいたしかたないとしても、ソロは、７０年ほども前の録音にしては予想以上に鮮やかです。こういう音質であれ、ともかくもフーベルマンやクライスラーの歴史的演奏をまとめて聴くことができる自体、意味のあるセットと思います。

 

蓮華人  |  船橋  |  不明  |  2005年12月13日

確かに音は良くない。まあ録音の年代から言えば、多少の差はあれこんなもの。しかしそれなりの工夫も。演奏者ごとではなく作品を作曲家の個人・世代・地域などでくぐっての編集。ＮＭさんの機嫌を損ねた理由も分かる。たしかに、悪い録音でも我慢して聴いているのに、さらに悪くなる場合は悲惨だ。しかしメニューインを軸にハイフェッツやシゲティでモーツァルトの聴き比べなんて、贅沢な話ではないですか。私個人としてはヴィエニャフスキのスターンとオイストラフのドボコンで元を取りました。

 

でっちようかん  |  沖縄  |  不明  |  2005年11月12日

音質は以外にしっかりしているように思います。芯と厚みも感じさせるもので、私は充分に満足のいくものでした。当分たのしめそうです。

 

御所頭  |  京都市  |  不明  |  2005年07月09日

３０年代こそは天才メニューインの絶頂期。フーベルマン、シゲティ、ハイフェッツも必ずしも有名録音が揃っている訳ではないけれど是非聴いてみたい。Documents(旧History)レーベルのリマスタリングはいくぶん潤色があるもののかなり良心的といってよく、信用できるので、一聴の価値があります。往年の名ヴァイオリニストの芸は、現代のサイボーグ的完壁主義とは全く異なる芸術世界なので、素人から学生、プロの方まで絶対に聴く価値のある録音群だと思います。