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DVD カルロス・クライバー / THE LEGEND (5DVD)

カルロス・クライバー / THE LEGEND (5DVD)

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検索結果:7件中1件から7件まで表示

  • ★★★★☆ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年02月18日

    見ておもしろい指揮者ですからDVDをチェックする値打ちがあります。本商品は現在入手可能な5コンサート映像を一括ボックスセットにしたものです。結論から述べますと分売される状態が続くのなら、特別なファンでない限りセットで購入することは不要と思います。どなたでも楽しめるものとして89年ニューイヤーコンサート、交響曲好きなら83年コンセルトヘボウand/or91年VPOを加えるで可でしょう。これらが、彼の舞が比較的音楽にあっている映像と思うからです。かしいことをいう奴だ、本人が指揮しているのだから合う合わないもなかろうとおっしゃるかもしれないが、そうでもないように感じるんですね。収録時若い順で分説します。83年コンセルトヘボウ★★★★です。C.クライバーの強奏時の身振りが満喫できます。ベートーヴェンの第4番、第1楽章から僕ちゃん、カイカーンです。そうそうあなたのその音楽の申し子みたいな天真爛漫な笑顔、それがワシらのようなひねこびた爺いさえ幸せな気分にしてくれるのだ。第3番と第5番にはさまれてCDではかけようとも思わないこの曲が名曲に聴こえます。少なくともブラームスより後味がよくすぐ耳につく節もないだけ飽きもこなさそう。第7番に至るともっと激しく髪ふりみだして指揮は格闘技だです。駄々っ子のかんしゃくの炸裂のような腕のふりおろし、馬上の騎手かボクシング選手か、三塁コーチの本塁突入指示、斎藤一の牙突、消音にしてみたまえ、狂乱のリア王です。ただそういう発想がおきるところが、第4番よりややカラ回り気味なんでしょう。まあ、この曲はいろいろ巨匠たちの名演になじんできたためもあると思うが感動はしません。89年ニューイヤーコンサート★★★★★です。有名曲が揃っていて妙な楽器を使う曲も多く楽しめます。指揮者は第1曲から両腕を大きく使ってスロットル全開です。第2曲フィルハーモニカー全員で歌って演奏しますが、歌ヘタやなー(せやから楽器やるんやでしょうけど。苦笑いしているメンバーもいます)。第5曲上方をむいてお祈り、手がきつねのピツィカート、第9曲ポルカはスパッと終結、第10曲両腕広げて音楽浴などカルロス汗だくの熱演です。コンマスのキュッヒル氏の顔がかなりでます(眼鏡のタコ坊主がウリになるかは疑問だが)。91年VPO★★★★です。こちらはこの指揮者の情感をこめてというときの身振りやたおやかな舞いが素敵という方にお薦めです。リンツもなかなかだが、ブラームスの第2番はさらによいとみえます。幸せな気分なのはよいが、湖面がモヤでぼやけている夏の湖畔の散歩道のようではっきりしない印象のこの作品が、彼の動きのおかげで退屈せず終わりまで聴けます。第2楽章虚空から音をたぐりよせるような仕草など愛おしい。92年ニューイヤーコンサート★★★です。第6曲指揮者がラッパを吹くサプライズがありますが、うけません。選曲が渋めです。美しく青きドナウとラデツキーマーチで終わるのはお約束でしょうが、89年と聴き比べるような曲でもありません。一般には89年があれば十分でしょう。最後指揮者の去った指揮台をしばらく写しています。公演記録をあたったことはないのだが、ムジークフェラインザールに彼は2度と戻ってくることはなかったと語っているようでつらいものがあります。96年ミュンヘン★★★です。前はげなのは同じだが萎んでいるのは壮年期の父上と違うのに父親にそっくりにみえます。これは男が年取った徴です。ブラームスの第4番はそういう年令の一流指揮者にふさわしい曲だと思います。ところが、どこにも巨匠らしい深さは聴こえてこないし、第1楽章終わりの盛り上げや第4楽章の壮大さの構築にも失敗しています。わずかに第3楽章に力の片鱗が見えますが、彼の適性を示していると思われます。彼の身体全体を使った指揮法は体力が衰えては十全に行えず、楽員にも意思がはっきり伝わらないということなのでしょう。別に聴衆に見せたいと思って指揮しているわけではないが、キレが悪くては見てもさっぱりおもしろくありません。笑顔もありません。ここにあるのはかつて偉大だったカルロスの影なのです。彼に老成という語はにあわない。若い頃のノリノリの指揮が見れるオテロやボエームなどの状態のいいDVDの発売を切望する次第です。

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  • ★★★☆☆ 

    小生  |  日本  |  不明  |  2007年01月24日

    特にVPOとの見事なやり取りにしばしば絶句。桁外れの才には舌を巻くほかない。が、ベートーヴェンでは奥行きや包容力、深い祈りに欠け小生は違和感を感じる。ニューイヤーは楽しいが、時に過激さが鼻につきボスコフスキーには及ばない。バイエルンでの映像は老いの深化や凄みで魅せるが、円熟という点では必ずしも成功しなかった様子。やはりこの指揮者の本領はオペラ。その色彩感、生命感。文句のつけようがありません。

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  • ★★★★★ 

    ぱっぱらー  |  大阪  |  不明  |  2006年12月03日

    ブラ4とベト7を目当てで買いました。ベト7はCD版のバイエルンとの組み合わせが好きでしたが、コンセルトヘボーを指揮するクライバーはすばらしい。DVDは視覚に訴えますので説得力があります。率直に感動しました。ブラ4はウイーンフィルとの組み合わせのCDが好きですが、このバイエルンとの組み合わせのDVDも楽しく鑑賞できました。

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  • ★★★★★ 

    トマス  |  横浜  |  不明  |  2005年10月09日

    クライバーのことは片時も忘れることができません。天国に行ってしまってからは、3日に1回ずつ泣いています。 このセットも最高、最高、最高、最高です。 全宇宙のクライバー・ファンにも、そして特にクライバーを知らない人、聴いたことのない人、さらに観たことのない人に特選です。クライバーは聴くだけでなく観るもの、味わうもの、泣けるものです。

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  • ★★★★★ 

    じんべい  |  なにわ  |  不明  |  2005年02月05日

    カルロス・クライバーが指揮したライヴ映像のDVDを今1枚もお持ちでなく、これから新たに買ってみようと思われている方は、迷わずにこの5枚組BOXセットをご購入されることをお勧めします。なぜなら5枚共に映像、演奏内容、録音と全てにおいて「絶品の極上物」だからです。またベト、ブラの交響曲は既存のCDとも音源がダブリません(オケが違う)そして1枚づつ買うよりお買い得です(どうせ絶対全部欲しくなる)買ったらまずベートーヴェンの第4&第7から観て下さい。これで貴方はカルロス・クライバーの虜になるでしょう。私のように。

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  • ★★★★★ 

    buchi  |  okazaki  |  不明  |  2004年12月12日

    新発売のブラームス4番DVDはすでに購入していました。NHKハイビジョン放送以後では最良の状態の画像でした。今回の5枚組DVDはニューマスターテープを使用するという点に注目し、早速購入しました。手元にある日本盤DVDと比較してビックリしました。マスターテープの状態が良いためと思われますが、全てのDVDに最高の画像が見られました。それと同等に音声にも差がみられました。またまた楽しいカルロスが楽しめます。

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  • ★★★★★ 

    カルロス・トシキ  |  横浜  |  不明  |  2004年11月30日

    一生の宝です。

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