ラヴェル(1875-1937)

CD Comp.solo Piano Works: Collard

Comp.solo Piano Works: Collard

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    あんぱん  |  京都府  |  不明  |  2013年04月22日

    これまで違った演奏家のラヴェルを愛聴されていた方はびっくりするかもしれません。 あまりのスピードとかっこ良さと迫力に。 硬質でシャープで冷酷で、それでいて劇的に変化する音色と音量とテンポ。 すさまじい指さばきで全てのつぶを鳴らしきる圧倒的な支配力を持ったピアニストです。 こんなに「かっこよく」に特化したラヴェルが今までありましたでしょうか。 こ洒落てひねくれてシャイでいじわるで、それでいて夢想的でセンチメンタルなラヴェルさん。 でも、やっぱりラヴェルさんは、人前では堂々としてカッコツケたキザな方だったと存じております。 きっと、こういう「カッコイイ」演奏を一番求めていたんじゃないかな。 今ではもう誰もがしってる超名演トッカータはもちろん、 真の恐怖を感じずにいられないスカルボをはじめとして、 まさにシャープで機械的なコラールワールドが前編に散りばめられております。 これを聴けば、今までのラヴェルのイメージが覆されることまちがいなしです。 絶対思いますよ。自分もこんなふうに弾きたい!!!って。

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    vitty ist meine Liebe  |  NETHERLANDS  |  不明  |  2011年10月21日

    アッサリとした演奏ですが、曖昧さが無く、 技術がしっかりしているので、とても好感が持てます。 演奏の参考にするには、変な癖が無く、良い意味で楽譜通りなので、 モヤモヤが晴れます。 パスカル・ロジェなどと比べると味気ないと感じる人もいるかもしませんが、 これはこれで良い演奏だと思います。

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    ノッポ  |  兵庫  |  不明  |  2008年08月05日

    トッカータを指定のテンポで弾いている人はそんなにいないと思いますが、彼は指定のテンポでしっかり弾いています。強靭で安定したテクニックでしっかりとラヴェルの曲を描き上げていきます。がらぱごすさんの仰る様に曖昧さを排除した演奏です。ちょっと拒否反応を起こす方もいるかもしれませんが先入観を捨てて聴いてみると曲の新しい側面が発見出来るかもしれません。個人的に音質はちょっとフォルテ時に金属的になり過ぎて若干キツいです。おそらくスカルボも彼ならより良い演奏が出来たと思いますが、この演奏内容、値段の前には些細な事です。

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    がらぱごす  |  三重県  |  不明  |  2005年08月09日

    以前FMでトッカータを聴いて以来コラールに注目していました。 磨き上げた大理石の様に硬質で、曖昧さの全くない快演。道化師、スカルボといった難曲も何のその。 コラールは機械的で嫌だと言う人もいますが、ラヴェルはフワフワと曖昧模糊に弾かれるより、こういうアプローチの方が断然好きです。録音もいいです。 決してテクニックだけの人ではなく、パヴァーヌで見せるしっとりとした情感や、トッカータの熱っぽさにも惹かれます。

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