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ハイドン(1732-1809)

CD 『天地創造』全曲 カラヤン&ウィーン・フィル、ヴンダーリヒ、他 (1965年ザルツブルク) 

『天地創造』全曲 カラヤン&ウィーン・フィル、ヴンダーリヒ、他 (1965年ザルツブルク) 

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年12月10日

    交響曲や弦楽四重奏曲のジャンルでほぼ一定の達成感を見たハイドンは晩年宗教曲の方に傾倒して行くのですがこの「天地創造」はミルトン「失楽園」を題材として特にヘンデル「メサイヤ」に触発され当初大量なスケッチを単純・直截化すべく慎重に作曲された開放的な安定した穏やかさが特徴の正しく大家の作品に出来上がっており結構聴き易い曲だけに演奏盤も多くカラヤンにも本盤1965年VPOとのザルツブルグ音楽祭ライブ録音を初め翌1966年〜1969年録音のBPOとのもの、1977年、1982年夫々ライブ盤があります。私は本盤しか今日現在聴いておりませんがカラヤン57歳頃のこの演奏は大変心地よいテンポでもってやや前世紀スタイルではあるもののその劇場性を緊張感で表現したもので合唱団は比較的カラヤンが使い易かったウィーン楽友会C、独唱陣はヤノヴィッツ(S28歳)、ヴァンダーリッヒ(T35歳)、プライ(B36歳)、ボルイ(B46歳)という必ずしもカラヤン色一色ではなかったけれどとにかく集中力ある演奏に仕上がりました。演奏タイムは第一部、第二部(創世記第一章、第1日〜6日分)77分弱、第三部(アダム&イブ)28分弱で最後は拍手が入っております。それこそ混沌とした泥状態から厳かにオーケストラが始まるのですがとにかく自然、神を賛美するのですからその雷雨の描写も緊迫感が伴って凄いものです。声楽陣は一番若いヤノヴィッツの第4,8曲などでの突き抜けた清らかなソプラノが懐かしく気に入っております。このCDのジャケットはカラヤンと共にヴァンダーリッヒが載っていますが第24曲など朗々とした歌唱ぶりも印象的です。オーケストラをVPOからBPOに持ち替えてたものの声楽陣は同一で先述の様に翌年この曲をスタジオ録音着手したのですがヴァンダーリッヒの急逝でクレンが代役になった盤もあります。第30曲の二重唱ではヤノヴィッツと共にプライの幸せに満ちた平易さが好きですし直前参加決定とも聞いておりますボルイの第15,16曲での重厚さも素晴らしいです。第二部、第三部各終曲での合唱のカラヤンコントロールの見事さ・・・継続的にカラヤンが起用しているだけの事はありますね。私自身同じくVPOを振った1960年代後半録音のミュンヒンガー演奏盤もゆったり目で好きですしカラヤンと同年配の朝比奈が大フィルを振った1975年ライブLP盤もその武骨さに聴き入った一時期もかつてありました・・・いい曲ですね。さて、本盤は最高ランクの演奏としたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    風太君  |  神奈川県  |  不明  |  2008年10月07日

    素晴らしい、カラヤンならではの音の透明感!純音楽的なハイドンにはぴったり。ベルリンフィル盤より、このウィーンフィル盤の方が断然おすすめ!(プライス的にも!)  

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