トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > チャイコフスキー(1840-1893) > ピアノ協奏曲第1番 クライバーン(p)コンドラシン&交響楽団(XRCD)

チャイコフスキー(1840-1893)

CD ピアノ協奏曲第1番 クライバーン(p)コンドラシン&交響楽団(XRCD)

ピアノ協奏曲第1番 クライバーン(p)コンドラシン&交響楽団(XRCD)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (6 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:6件中1件から6件まで表示

  • ★★★★★ 

    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年07月14日

    クライバーンのピアノは特に強い個性はないものの鮮やかなテクニックでこの難曲聴かせます。指揮のコンドラシンは後のアルゲリッチ盤の下敷きのような伴奏で、特に第3楽章終結部はセッション録音とライブ録音の違いはあれ、しだいに白熱していく指揮は見事なものです。XRCD盤はカップリング曲がありませんが私はこちらをお勧めします。音が通常のCDプレーヤーでもひとランク上の音を体験できます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2013年11月16日

    このチャイコフスキーはすばらしい。クライバーンがソビエト(当時)が威信をかけて主催した第1回チャイコフスキー国際コンクールに優勝した直後に録音されたものだ。確かに勢いを感じる優れた演奏で、ピアノ協奏曲のなかでも、1、2を争う大人気曲だけに名盤はあまた存在するが、最上位に位置すると言ってもいいと思う。わたしが持っているこのディスクは、プロコフィエフの協奏曲3番とカップリングで、パーフェクト・ピアノ・コレクション(25枚組)の格安BOXの中の一枚。プロコフィエフもすばらしい。ところで、今年2月末にクライバーン訃報のニュースが新聞にも小さく報道されていたが、享年78歳だった。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年05月11日

    私がまだクラシック音楽に興味も何も無かった頃の1958年にチャイコフスキーコンクールで優勝したテキサスの若者・・・当時それでももう23歳になっており、現在の感覚では決して若者という年頃ではないのですが・・・クライバーンが凱旋帰国の折り紙吹雪舞うニューヨーク五番街をヒーローよろしくパレードした光景の写真が新聞等に載っていたのを覚えています。本盤チャイコフスキー・ピアノ協奏曲はコンドラシン(コンクールも指揮した当時44歳のロシア指揮者)指揮するオーケストラRCASOのバックによる凱旋直後の収録(タイム@20’45A7’05B6’45)で「アメリカンドリーム」を体現した若者だけが持ち合わせる天真爛漫な溌剌な熱気を放散した演奏になっております。テクニック的には万全で第1楽章から分かり易いコンドラシンのスタイルに導かれて録音上もあるのでしょう・・・実在性あるサウンドをピアノは展開して行きます。ややタッチに押し出しが立派過ぎる感触は無きにも有らずなのですがスタイル的には19〜20世紀の大家演奏に通じるスケール感と受け取りました。カデンツァも見事で独壇場ですね。バックオーケストラは時に管楽器のリアル音が気にはなりましたが分り易く力強いものです。中間楽章もピアノはライブの様にスリリングで緊迫感がありますがバックのメリハリがしっかりサポートします。第3楽章は若干ビジネス臭はしましたがクライマックスに向って凄まじい頑張りでピアノは高揚して行きます。録音上はLP時代「Living Stereoシリーズ」での懐かしさを維持したしっかりしたものと思いました。マア、クライバーンの活躍はそう長くはなくもう1970年代後半以降は萎んでそういう処も正にアメリカ的だったのでしょう。しかし本盤チャイコフスキー・ピアノ協奏曲は一つの名演奏としていつまでも記憶されるべきなのでしょうね。なお、クライバーンの弾くチャイコフスキー・ピアノ協奏曲には本盤演奏の四年前1954年のバックがミトロプーロス/NYPOとの共演ライブがあるそうですが詳細は確認しておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ゆりぞう  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月16日

    スバラシイの一言。これを聴くと、同じ音源のSACDがいかにも作り物っぽく感じられるてしまう。SACDではクライバーンのピアノが浮ついたサロン・ピアニストのようである。本盤は音が深い。オケともども実在感がある。本音源の好きな人は本盤が廃盤になる前にぜひとも購入されることを強くおすすめする(SACDはラフマニノフも付いていてお得などといったことはまったくポイントにならない。私はそれで先にSACDを購入したが、何となく気になって、少々勿体ない気もしたがこちらも購入した。けちくさいことを考えずに本当によかった)。・・・過去の音源のXRCD化はもう終りなのでしょうか?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2011年02月07日

    恐るべき高音質!これ程のサウンドが半世紀以上前に収められていた!RCAのリビング・ステレオの技術は兼ねてから評判であるが、XRCD-SHM仕様になって最高度に磨きがかかった。最新録音に勝るとも劣らないという宣伝通り、いや、それ以上の驚異的な音質だ。冒頭のホルンからして厚みがある。驚くべきはクライバーンのピアノで、繊細なタッチから豪快なタッチまで、彼の幅広い表現力がダイレクトに再現されており、さながら彼がその場にいるような錯覚さえ覚える。速いテンポもさることながら、ゆったりとした部分での情感や透明感は絶品であり、よくもこれだけ多彩な音色を収録出来たと思う。これも偏にJVCのエンジニアの妥協なき職人技の賜物と、敬意を表したい。と同時に、一聴すれば、貴方の中の録音と音質の歴史が、大きく書き換えられることは必至だ。「録音が新しい=音質が良い」、あるいは「録音が古い=音質が悪い」というような定義などもはや通用しないことを悟るであろう。更に言えば、世に蔓延する様々な“高音質化”ディスクに向ける眼が、かなり厳しいものになるはずだ。それだけに、安易なリマスタリングによって音質劣化を余儀なくされた名盤(特にEMIとSONYの国内プレス!)を、瀧口・杉本両氏に復活して頂き、名盤の真価を改めて世に問うて欲しいと思うのは、筆者だけではなかろう。最近杉本一家氏はESOTERICでRCA以外の歴史的名盤も復刻されているが、本当に素晴らしく、これぞ復刻の神髄と敬服している。これからの更なるご活躍を祈りつつ、レビューと代えたい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月26日

    本盤のような演奏を歴史的名演と言うのであろう。クライバーンが、旧ソヴィエト連邦の威信をかけて行われた記念すべき第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝した直後に行われたスタジオ録音ではあるが、ここでは、コンクールでの優勝の興奮が支配しているように感じられてならない。当時のクライバーンの超絶的な技巧と、とてつもない生命力が凄まじいまでの迫力を見せ、あたかもライブ録音であるかのような熱気に満ち溢れているからだ。当時、ソヴィエト連邦の気鋭の指揮者であったコンドラシンの指揮も圧倒的であり、数あるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の名演の中でも、トップの座を争う名演と高く評価したい。コンクールの審査員には、リヒテルやギレリスなど錚々たる顔ぶれが揃っていたとのことであるが、これらの面々に絶賛されたというのも当然のことのように思われる。残念なことであるが、クライバーンはこの時が一番凄かった。近年では、自らの名前を冠するコンクールの名前のみで知られるピアニストに甘んじているのははなはだ残念なこととは思うが、それでも、このような歴史的名演を遺したことは、後世にもクライバーンの名前は不滅であることの証左と言えよう。XRCD&SHM−CD化による高音質化効果は凄まじいものがあり、金管楽器などに音場の狭さを感じるが、ピアノのリアルな音など、眼前で演奏が行われるかのような鮮明さだ。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:6件中1件から6件まで表示