顕  |  岐阜県  |  不明  |  04/July/2023

いい演奏。昔の人には珍しく、第1楽章のリピートをちゃんとやっているのも良い。ここではっきり言っておきますが、ソナタ形式の楽章の提示部はリピート指定があれば絶対にリピートした方がよい。昔の大家がどうしていようがブラームス本人が何を言っておろうが絶対リピートしてほしい！！今の指揮者でリピートしてないとすごくがっかりする。話はそれたがいい全集だ。イギリス指揮者ではバルビローリよりいい。バルビローリはリピートしていないので。

 

mid-massa  |  三重県  |  不明  |  12/August/2009

ブラームスの全交響曲集はいくつか持っているが、バルビ、セル、ザンデルに次ぐ全集か、と言ったら褒めすぎ？でもええ雰囲気ですわ。古き良き英国の香り漂う・・・なんてほんまもん知らへんのにえらそうなこと言えまへん。でもこの指揮者好きですわ。ワーグナーの序曲集もドイツの本場もんに負けてへん。シューマンの全集昔LPで（PYEやったと思うけどな）持っとったけどあれもCDになってへんのかいな。知ってる方みえたらすいませんけどこの欄で教えてくれまへんか。

 

一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  29/December/2008

私は第3番と第4番のカップリングCDを聴いています。前者はLSO,後者はLPOとオーケストラは異なりますがボールトの統率力は見事・・・それも80才代での収録。彼は年齢を重ねた結実としてブラームスシンフォニーに取り組んでいたとの事ですがHMVレビューにもありますようにまさに熟成した年代ものワインよろしく滋味溢れる名演と思います、決して感傷的なところは一切なく時には武骨さというか微妙なアゴーギグが何とも言えない味わいがあります。なお第3番第1楽章は反復演奏しています。第4番終楽章の大股での迫りね印象的。他曲は未聴ですが最高盤。

 

stoki  |  大阪  |  不明  |  19/February/2008

ブラームスはこれより個性的な演奏は数あれど、私はこれがベストだと思ってます。提示部の繰り返しをしているのが１番ではちょっと気になりますが、このCDでの演奏は無骨でありながら無骨すぎず、音はあくまで瑞々しく、ブラームスの中庸の美学をこれ以上に表現した演奏は無いでしょう。あっさりとした演奏でありながらブラームスの情熱を十二分に表現し、決して物足りなくない至福の響きのするブラームスです。ちなみにボールトのモノラル録音でのブラームス交響曲全集も名演ですよ、シューマンの交響曲全集も。

 

ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  22/January/2008

ボールトは、惑星専門の指揮者だと勘違いしていたけど、このブラームスが素晴らしくてようやく偏見を反省した次第。　特に４番。次いで２番がよい。古めかしいものが大好きなイギリス人気質って、こういう演奏にも現れるのだろうか？

 

I&W  |  JAPAN  |  不明  |  24/August/2007

No.1;15：36/8：24/4：48/16：01=44：49 1972-03 No.2;19：13/8：24/5：12/9：57=42：46 1972 No.3;13：08/8：35/6：03/9：16=37：02 1970 No.4;12：29/9：56/6：24/10：13=39：02 1972

 

スカラベ  |  札幌  |  不明  |  13/August/2007

No,1〜No,4の「もののふ」のシンフォニーです。情感と推進力のバランスが良く、しかも「英国人の一徹さ」が曲の構想と音色にぴったりと、はまっています。まるでボールトの注文で作られた曲のように。鬼や蛇が出ない静かなる 名演です。録音も良い。繰返し聞ける演奏に出会えたこと に感謝いたします。

 

再太（リフトル）  |  足立区  |  不明  |  19/November/2006

ブラームスの優しさをこれ程まで表せるのはボールトしかいないでしょう。

 

火へんに華  |  千葉  |  不明  |  05/July/2006

これは非常な名演がそろっている。残念なのはロンドンフィルがあまり巧いオケではない点くらいで、ブラームスの良さを満喫することができるだろう。4つの交響曲のなかで意外に難しいのは1番だと思う。新古典主義的スタンスと初期ロマン派的スタンスが同居しているため、指揮者には微妙なバランス感覚が求められるからだ。その点ボールトは不足なく、中庸の美ともいえる演奏を展開していく。ティンパニも意味深く、決して品格を失わない。他のナンバーも奇をてらわない立派なもので、同じDISKYから出ているバルビローリ盤よりこちらを挙げたい。

 

ベートーヴェンのプーさん  |  埼玉県  |  不明  |  29/January/2006

テンポ、和声など非常にわれわれがブラームスはこうあってほしいという作品だと思います。 シンプルかつ繊細さが発揮されている名盤だと思います。

 

棒流徒狂  |  兵庫県  |  不明  |  07/January/2006

明治の男さんのおっしゃるとおり、ブラームスをライフワークとしていたボールト！数多い名盤のあるブラームスの中でも２・３番は名演は少なめ？しかし、ボールトはそこを見事に演奏しています。個人的には、旧盤にも名演奏が多いので、興味がある方は是非新旧両方ともそろえてくださいね。新盤は２・３が特にお薦めです。繊細な音色やアゴーギグの変化は他の指揮者では聴くことのできないもの。「アルトラプソディ」もベイカーとがっぷり四つの名演

 

北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  15/October/2005

　両翼配置が立体的サウンドを作っており、発見の多い佳演です。音質的には、やや硬く弦の厚みが少ない感じですが、すっきりしているとも言えるかもしれません。

 

明治の男  |  明治時代  |  不明  |  30/October/2003

サーは、ブラームスを大変敬愛しており、彼は自分が指揮者として満足できる領域に達する40代になるまで、ブラームスを指揮しなかったといわれいます。そんな彼のブラームスからは、男の優しさと気配りが感じられます。僕の愛聴盤です。こんな廉価で発売してくださり、ありがとうございます。

 

トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  30/July/2003

ラトルが高く評価しているというので聴いてみましたが、オーソドックスな演奏だと思いました。２番・３番は旋律の歌わせ方などに、なかなかと思わせるところがあります。ブラームスを好きな指揮者の一人ではなかったのでしょうか。淡々と演奏しているようで、細かい配慮の行き届いた演奏です。

 

乱筆不治  |  不明  |  22/July/2003

確かにオケも録音もムラが多いのですが、端正な造形が美しく、この値段では文句は言えないでしょう。廃盤の為値下げと聞きましたが、もったいない演奏です。