交響曲第4番、第6番[リスト編曲] シェルバコフ(p)
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2024年04月25日
6番のみカツァリスを持っているので比較。第一楽章はカツァリスがスケール大きく雰囲気も出て好ましいが、2楽章以下はこのシェルバコフを採る。弱音が効いて音に詩情が出て田園のニュアンスがカツァリスより上だと思う。終楽章はカツァリスはスケールで勝るが雰囲気でシェルバコフが勝っていると思った。4番も第2楽章の出来が良くたおやかなメロディーにうっとりするほどである。こうしてピアノ編曲版で聴くと別な面白さがありプラスになると思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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pianomania | 理屈ぽくてゴメン | 不明 | 2006年11月12日
このシチェルのシリーズは企画が巧い。リストの編曲の中でも傑作は1、2、4、8だ。原曲優先で揃えても、編曲で揃えても、結局ほとんど買ってしまう(笑)。ところで編曲物というと抵抗感を持つ人も多いですが、実はブラームスの段階で、人が平均律で思いつく旋律の可能性は出尽くしてしまい、そのため20世紀の楽曲は他からモチーフを借用を多様することになります。優秀な編曲とは楽曲の本質を究めようとする行為と、新しい音楽の可能性や楽しみを追求する行為で、もっと聴かれても良いと思う。イマイチなオケ盤より余程良い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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