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Schubert (1797-1828)

CD Piano Sonata.20, Etc: Afanassiev +chopin

Piano Sonata.20, Etc: Afanassiev +chopin

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  07/July/2013

     音が鳴っているところにメッセージがあるのは当然として、音のないところにメッセージが感じられるのがアファナシエフの特徴と思う。一瞬の間というか「ため」に感じ入ってしまう。DENONにもD959の録音があるので聴き比べも面白い。当盤のほうがより自然の息遣いに感じる。だからこそ音の間にあるもの、間(ま)にあるものが切実に伝わってくる気がした。  ソナタももちろんすばらしいが、D946にこそこのCDの魅力を感じることができた。   ソナタという枠組みから解放された自由なイメージの中にふと表れる間に胸が締め付けられる。いくつかの鍵盤を同時に弾いて得られる音−「和音」という理屈的なものでなく−の重なりにも耳で聴くのではなく、音がいくつかの水滴のように落ちて心に沁み込むような錯覚を覚えてしまうことがある。

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    LGM  |  東京  |  不明  |  23/December/2006

    当日の公演に行きましたが、彼の演奏評でよく言われる「彼岸」の音楽がまさに目の前にありました。 ぶっきらぼうな表情で、ジャケットのボタンを外しながらお辞儀もそこそこに弾き始めたシューベルトの凄まじいこと!一緒に行った家内もショックを受けていました。「こんな音が出るのか」とため息が出るような音の多彩さは勿論のこと、音と音の間の息もできない緊張感は鳥肌もの。他では絶対に味わえない彼岸のシューベルトが再び聴けるのがとても楽しみ。97年の録音をお持ちの方にもお奨めです。同年・別プロのシューベルトもCD化希望。

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