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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第5番 ドゥダメル&シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

交響曲第5番 ドゥダメル&シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

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    marco  |  東京都  |  不明  |  2011年01月03日

    良い意味での「若さ」が集団で一丸となった時の、眩しいような、少し青臭い、圧倒的に力強く、ひたむきで、どこまでも一途な演奏。 これは誰もが一度は味わったことがあるであろう身近なアマオケがほんの一瞬垣間見せる尊い煌きを、商業的かつ政治的により精緻に純化して達成されたものといえる。サラリーマン化したプロオケの紋切型に食傷した耳にはこれが滅法心地好いのだ。唯、この心地好さや爽快感には根源的にかなり危険な香りが隠されている。「若さ」が極端に賞賛され消費される風景の後ろにはろくなものがないことは歴史的に明らかだ。 音楽を聴こう。老獪なマーラーの器は流石に大きく「若さ」だけでは埋められない。例えば、アダージェットの幾重にも輻輳していく綾が、豊潤に膨らむことなく 素っ気無い素描に終わるあたり、この交響曲の画竜点睛を欠くとも捉えられる。 ドゥダメルは、それを全体構成の中での確信犯的訣別としているようだ。「ヴェニスに死す」よ、さようならなのだ。 全体としては、新鮮で活きの良い素材をそのまま活け造りに仕上げた指揮者ドゥダメルの力量が素材共々に素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2010年07月26日

    話題に比して内容が伴わないような気もするDudamelのシリーズであるが、録音でこれだけ伝わってくるのであれば、なかなか快挙的なCDと言えるだろう。解説を読んでもわかるとおり、この演奏は必ずしもリスナーの為だけではなく、演奏者たちの楽しんだその残り香を楽しむようなコンセプトで録音されている。それもマーラーであれば5番、チャイコフスキーであれば5番といった曲が取り上げられており、選曲の絶妙さにも舌を巻く(他のナンバーだったら厳しいことを言われそうなのに) ただあくまでも記録として超一級なのであり、スタンダードな名演として後世まで語り継ぐほどの特異性は持ち合わせていないように思える。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡県  |  不明  |  2009年10月12日

    今回発売された限定盤DG111年記念BOXの中に選ばれていたので、初めて耳にしました。とってもマーラーが新鮮に聴こえました。ドゥダメルという指揮者。並々ならぬ才能の持ち主と感じました。今後の活躍が楽しみです。

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  • ★★★★☆ 

    ウィレム  |  埼玉県  |  不明  |  2009年05月07日

    オケの巧さが光りフレッシュな音の連続で、ドゥダメルの ドライブも見事だが、単に勢いだけて乗り切ってしまうような 箇所があったり、Pがただ弱いだけだったり。語り口もまだまだ だと思うが、ベースにはしっかりした主張が感じられるし、音が 汚くならないのも良い。

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  • ★★★★☆ 

    MGG  |  東京都  |  不明  |  2008年11月19日

    モノクロとまでは言わないにしても、当盤には“響き”の多彩な魅力というのは薄い。ひょっとすると楽器のせいかもしれないし、この辺りがユースオケとしての限界なのかも知れないと感じる。しかし、この盤で特徴的なのは“リズム感”の凄さだ。5楽章などまるで“リズム協奏曲”のようだ(特にバスが絶品!)。全曲通じて奏者一人一人が「オレもオレも」という感じで、前に前に出てくるので、曲そのものが若返った感じだ。老舗名門オケには出来ない芸当ではないか? マーラー5番というと出尽くし感があったが、この盤が全く新たな方向性を指し示し

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  近畿  |  不明  |  2007年09月05日

     ドゥダメル、CDもいろいろ出て、放送でもドイツの放送オケとのライヴを聴いて、なかなかやると思っていました。このマーラー、ベートーヴェンより良い出来で、21世紀に、まだ20代の若者によりマーラーが指揮され、ヴェネズエラの若いオケが必死にやっているのが爽快です。ベートーヴェン、マーラー、新世界と来て、次は何かな?

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  • ★★★★★ 

    マーラー教の信者  |  石川県  |  不明  |  2007年09月03日

    非常に響きがやわらかく、情感こもった表現がきかれる。テンポ設定もメリハリがきいて実に分かりやすく、弱奏部分と強奏部分の効果的な対比が見事である。オケの表現力の豊かさも特筆に値するが、それを引き出すドゥダメルなる者の実力をもっと聴きたくなった。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔   |  名古屋  |  不明  |  2007年08月09日

    乱暴だの、表面的で陰影が無いだのとけなすのは簡単だが、第2楽章冒頭のブチギレ加減はただ事ではない。そもそもオケ自体が自発性満点で、各パートともアグレッシヴに、われ先に自己主張するので「音楽より音圧で圧倒する」ように聴こえてしまうが、マス(塊り)ではなくソリストの集合体としてオケを扱い、「管弦楽のための協奏曲」でもあるマーラー交響曲の一面をはっきりと示した演奏。実は室内楽的な部分もちゃんとサマになっている。5番のベストとまで言うつもりはないが、聴き手の感性の若さが試される演奏だろう。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2007年07月22日

    驚異的な名演!ベートーヴェンも素晴らしかったが,感情表現の起伏の大きいマーラーの方が,今の彼らにはより相応しい。ドゥダメルの熱く,しかし荒っぽさのない,細部まで神経の行き届いた指揮に,完璧なテクニックと強い共感で見事に応えるオケの力量(特に弦楽器とトランペット,打楽器は凄い)は,日本のプロオケの水準を遥かに凌駕している。流石にブラスの量感や輝きは欧州の一流オケには一歩を譲るが,有機的アンサンブルは唖然とする程だ。「たかがユースオケ」と,ネームヴァリューに左右される聴き手は,熱い生命力に満ちた新しいマーラーを発見する絶好の好機を逸することになるだろう。

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  • ★★★★★ 

    bluegift  |  和歌山  |  不明  |  2007年06月21日

    とても新鮮なマーラーの5番です!同じ20代としてこの演奏は若々しさに溢れていて、共感できる部分が多いものでした。特に音の立体感と弦の響きが美しいですね。ちょっと管と打楽器が弱い気がしますが、そういう演出なのでしょう。芸術性も高いと思われ、素晴らしい演奏です♪

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