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ドヴォルザーク(1841-1904)

CD 交響曲第9番『新世界より』 トスカニーニ&NBC交響楽団(XRCD24)

交響曲第9番『新世界より』 トスカニーニ&NBC交響楽団(XRCD24)

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    すーさん  |  新潟県  |  不明  |  2018年04月17日

    すいません。 他店のセールで手に入れました。 平林さんの復刻のところにも書きましたが、LPから落としたカセットに勝る復刻がなく、中1で初めてCDを手に入れて以来30年ずっと納得いく復刻を求めてきました。 ようやくこのCDを持って30年の放浪に別れ告げることが出来ました。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月09日

    正に強烈無比な演奏だ。フルトヴェングラーはトスカニーニによるベートーヴァンの交響曲の演奏を指して、「無慈悲なまでの透明さ」と評したとのことであるが、従来CD盤のような劣悪な音質で本演奏を聴く限りにおいては、そうした評価もあながち外れているとは言えないのかもしれない。ドヴォルザークの交響曲第9番と言えば、米国の音楽院に赴任中のドヴォルザークのチェコへの郷愁に満ち溢れた楽曲であるだけに、チェコの民族色溢れる名旋律の数々を情感豊かに歌い抜いた演奏が主流であると言えるが、トスカニーニは、そうした同曲に込められたチェコの民族色豊かな味わいなど、殆ど眼中にないのではないかとさえ考えられるところだ。演奏全体の造型はこれ以上は求め得ないほどの堅固さを誇っており、その贅肉を全て削ぎ落としたようなストレートな演奏は、あたかも音で出来た堅牢な建造物を建築しているような趣きすら感じさせると言えるだろう。そして、早めのテンポを基調とした演奏の凝縮度には凄まじいものがあると言えるところであり、前述のように音質が劣悪な従来CD盤で聴くと、素っ気なささえ感じさせる無慈悲な演奏にも聴こえるほどだ。しかしながら、音質については後述するが、本XRCD盤で聴くと、各フレーズには驚くほど細やかな表情づけがなされているとともに、チェコ風の民族色とはその性格が大きく異なるものの、イタリア風のカンタービレとも言うべき歌心が溢れる情感が込められているのがよく理解できるところであり、演奏全体の様相が強烈無比であっても、必ずしも血も涙もない無慈悲な演奏には陥っていない点に留意しておく必要があるだろう。そして、このようなトスカニーニの強烈無比な指揮に、一糸乱れぬアンサンブルを駆使した豪演を展開したNBC交響楽団の卓越した技量にも大きな拍手を送りたいと考える。いずれにしても、本演奏は、トスカニーニの芸風が顕著にあらわれるとともに、ドヴォルザークの交響曲第9番を純音楽的な解釈で描き出した演奏としては、最右翼に掲げられる名演と高く評価したいと考える。音質については、従来CD盤が様々なリマスタリングやK2カッティングなどが行われてきたところであるが、前述のようにいずれも劣悪な音質で、本演奏の真価を味わうには程遠いものであったと言える。トスカニーニ=快速のインテンポによる素っ気ない演奏をする指揮者という誤った見解を広めるには格好の演奏であったとさえ言えるところだ。ところが、本XRCD盤の登場によって、ついに本演奏の真価のベールを脱いだと言っても過言ではあるまい。音質の鮮明さ、臨場感、音圧の凄まじさのどれをとっても、従来CD盤とは別格の高音質であり、トスカニーニの演奏が、決して無慈悲な演奏ではなく、各フレーズにどれほどの細やかな表情づけが行われているのか、そして情感が込められているのかを理解することが漸く可能になったと言えるところだ。いずれにしても、本XRCD盤は、トスカニーニの演奏に関する前述のような誤解を解くに当たっても大変意義の大きいものであると言えるところであり、トスカニーニによる同曲の圧倒的な名演を、このような高音質のXRCD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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    mikelangelo  |  不明  |  不明  |  2009年10月16日

    トゥッティやスフォルツァンドのとき、以前は団子のように聞こえていたのが、今回の盤ではそれぞれの楽器がちゃんと分離し、残響を伴って聞こえます。NBC SO.の恐るべき合奏能力が手に取るように分かります。トスカニーニの全く妥協のない完璧主義、熱い情熱、歌心がこれほどまでにリアルに伝わるのはこの盤が初めてです。20世紀最大の名指揮者の実像にここまで迫ったリマスターの出現に胸を熱くしました。エンジニアの方に心から感謝いたします。ブラームスの1番で最後だなんて言わず、シューベルトの「グレイト」、サンサーンスの交響曲第3番、モーツァルトの「ジュピター」、「ディヴェルティメント15番」、ワーグナーの「ワルキューレ」第1幕第3場や「神々の黄昏」の「ブリュンヒルデの自己犠牲とフィナーレ」、シベリウスの交響曲第2番、スメタナの「モルダウ」なども、ぜひともXRCDで発売してください!

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    風吉  |  埼玉県  |  不明  |  2008年11月03日

    金さんに激しく同意。 確かに音は最高で手間がかかっているのもわかるのだが、いかんせ高すぎる。CDが初めて発売された1980年代の価格ではちょっと手が出ない。 トスカニーニをリアルタイムに近い状態で聞いてこられた現在裕福なリタイア世代辺りを購入対象とみなした価格設定なのかもしれないが...

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    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年10月12日

    ビシッと一本筋が通ったような名演だと思います。 しかしながらXRCD24って音がいいのは認めますが、高すぎます。従来盤と比較して価格に見合うか疑問です。

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    ルパン4世  |  浜松市  |  不明  |  2008年06月24日

    この「新世界」がここまで素晴らしいとは思わなかった。トスカニーニの威厳と芸格の高さを思い知らされる名演です。

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    YT  |  埼玉県  |  不明  |  2007年11月06日

    『ローマ三部作』、特に『祭り』は元々良い録音だと思っていたが物凄かった。マエストロは『ローマ三部作』に威厳、パワー、ドラマを求めたようだが、全て表出した。で、この『新世界』。楽器編成がずっとシンプルなので、透明で、見通しよく再生できた。創立以来の名ティンパニスト、Karl Glassmanの快演が一段と鮮やかに収録されてるのも嬉しい。思えば、78sの『Lohengrin act1 prel.』以来、50年余りに及ぶマエストロのコレクションも、このシリーズでコーダになりそうだ。

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    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2007年11月04日

    確信に満ちた指揮。絶大な信頼をもって応える腕利きの音楽家たち。まったく偉大で立派な演奏です。一時代を築いた芸術家集団の音楽をCDで再現しようとする職人技に対しても、私は尊敬の念を抱きます。

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    鯖太郎  |  大阪  |  不明  |  2007年11月01日

    ただ、チェックのためにラジカセで聴いてみただけなのに、あまりに深く感激してしまったので、思わず筆を取ってしまった。「新世界」に感動するなんて、何十年ぶりだろう。これは、初期盤LPで聴く、トスカニーニの印象にかなり近い。(残念ながら「新世界」は持ってないが、他の曲から想像してみて。)ちなみに、70年代のLPと初期盤とどう違うのか?と問われれば、私は、筋肉のつき方が違う、と答えたい。前者が江頭2:50だとすれば、後者はミケランジェロの彫刻のようである。そのくらい違う。(メタボな私が言うのもなんだが。)

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    カメトミー  |  茨城県 守谷市  |  不明  |  2007年09月23日

    ビクターの特別試聴会で、発売に先立ち聴きました。 一言で言えば、これは凄い名演、名録音です。今まで聴いていたトスカニーニの音は、結局ウソの音だったのですね。 マスターテープの音を忠実に再現したこのCDの活き活きとした躍動感溢れた音と、トスカニーニの一糸乱れぬアンサンブルと燃焼性の素晴らしさに、ただただ脱帽!。 ビクターさんの努力と執念に拍手!!。

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