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Bruckner (1824-1896)

CD Bruckner: Symphony No.4 `romantic`

Bruckner: Symphony No.4 `romantic`

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Showing 1 - 15 of 25 items

  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  17/August/2022

    再録のライヴを聴くべき。このBPOとの演奏は音楽がやや硬く詰まり気味。聴いていてあまり楽しくはない。

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  • ★★★★★ 

    トスカの微笑  |  北海道  |  不明  |  16/May/2013

    1回目の視聴でとてつもない名盤と思ったが、何度か聞いているうちに低音金管群にやや粗さが散見された。といっても録音は透明度があり音場がかなり広く、ライブとしては驚きの優秀録音である。さてベルリンフィルは弦楽器群はやや音が薄く荘重な響きがさほど感じられない。重苦しくなく爽快に楽しめる1枚である。ただこの演奏はNDRに比べてヴァントらしさが感じられないと言ったら、お叱りを受けるだろうか?フレージングのなめらかさはカラヤン盤に劣る。とはいっても名盤の一つに加えていいだろう、特に録音の優秀さという点で。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  05/October/2012

    ヴァントは所謂スター的大指揮者が相次いで亡くなってからややそのポジションを埋め合わせする様に持ち上げられた感のある晩年でありました。風采からそう派手々しい処がないのに相応しく地道にブルックナー交響曲演奏に対しては以前から積み上げて来た実績からも一家言を有するに到った事は明々白々であります。ブルックナー交響曲の中でもその「ロマンチック」というネイミングで難しい音楽から脱却した様なこの曲についてもヴァントは本盤以外にも多くの名盤(後述)を遺しています。さて、本盤は1998年BPOを振ってのヴァント86歳の時のハース版(ほんの一部ノヴァーク版らしいのですが小生などには分りません)を使ったライブ録音という事なのですが、このライブ録音は他でもよくある数日分の演奏会から楽章別に録っているので・・・スタジオ録音ならいざ知らずちょっと正直その時の演奏の勢いというか流れ感の微妙な違いが先入観的に邪魔をしました。演奏タイムとしては@19’09A15’58B11’14C21’50とマァ程々な時間でとりわけBPOの機能的な響きが方向性としてヴァントらしさと完全一致していたかは疑問です。第1楽章は森閑としたただならぬ雰囲気の序奏から後は微妙なテンポの変化はありますが基本的にはゆっくり余裕を見せつつ推移します。私はここでは管楽器のバランスの良さに耳を奪われました。滔々と流れ進みフィナーレのどっしり感もBPOならではの説得性があります。第2楽章はゆったりと優しく進みます・・・決して厳しくはないけれども最後の方の思い入れたっぷりした寂寥感は素敵です。第3楽章にも聞かれたのですが録音ポジションからなのか演奏そのものからなのかはわかりませんが割りと伴奏的な反復パッセージが単調に強調される処・・・勿論他の演奏ではそこまでは聞えない箇所・・・は気にはなりました。最終楽章で冒頭のホルン合奏からその後の弦の旋律は印象的で続いて「持って行き方」の上手さをヴァントは垣間見せ、じわじわコーダに向かって行く・・・もうこうなったらブルックナー独特の世界へ底なしです・・・そして踏みしめてあの第一テーマが徐々に膨らんでいく有様はクラシック音楽の醍醐味でしょう。ヴァントのスケール感あるアプローチが有無を言わせません。BPOならではの洗練さを塗した「ロマンチック」交響曲なのかもしれません。前述のヴァント指揮「ロマンチック」の他の演奏というのは1976年ケルン放送SO(タイム@17’28A15’41B10’36C20’20)、1990年NDRSO(同@18’00A15’19B10’55C21’26)、2001年NDRSO(同@20’26A16’56B11’58C23’41)、同年ミュンヘンPO(同@20’17A16’38B12’00C22’46)等であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  09/June/2011

    ブルックナーの11ある交響曲の中でも第4は、ブルックナーの交響曲の演奏が現在のようにごく普通に行われるようになる以前の時代から一貫して、最も人気があるポピュラリティを獲得した作品と言える。ブルックナーの交響曲全集を録音しなかった指揮者でも、この第4の録音だけを遺している例が多いのは特筆すべき事実であると言えるのではないか(ジュリーニなどを除く)。そして、そのようなブルックナー指揮者とは必ずしも言い難い指揮者による名演が数多く遺されているのも、この第4の特殊性と考えられる。例えば、ベーム&ウィーン・フィル盤(1973年)、ムーティ&ベルリン・フィル盤(1985年)などはその最たる例と言えるところである。近年では、初稿による名演も、インバルを皮切りとして、ケント・ナガノ、シモーネ・ヤングなどによって成し遂げられており、第4の演奏様式も今後大きく変化していく可能性があるのかもしれない。ただ、この第4は、いわゆるブルックナー指揮者と評される指揮者にとっては、なかなかに難物であるようで、ヨッフムなどは、二度にわたる全集を成し遂げているにもかかわらず、いずれの第4の演奏も、他の交響曲と比較すると必ずしも出来がいいとは言い難い。それは、朝比奈やヴァントにも当てはまるところであり、少なくとも1980年代までは、両雄ともに、第4には悪戦苦闘を繰り返していたと言えるだろう。しかしながら、この両雄も1990年代に入ってから、漸く素晴らしい名演を成し遂げるようになった。朝比奈の場合は、大阪フィルとの1993年盤(ポニーキャノン)と2000年盤(エクストン)盤が超名演であり、これにN響との2000年盤(フォンテック)、新日本フィルとの1992年盤(フォンテック)が続くという構図である。これに対して、ヴァントの場合は、本盤におさめられたベルリン・フィル盤(1998年)、ミュンヘン・フィル盤(2001年)、北ドイツ放送響とのラストレコーディング(2001年)の3点が同格の超名演と高く評価したい。本演奏におけるヴァントは、必ずしもインテンポに固執していない。第3楽章などにおけるテンポの変化など、これまでのヴァントには見られなかった表現であるが、それでいてブルックナーの本質を逸脱しないのは、ヴァントが最晩年になって漸く成し得た圧巻の至芸と言えるだろう。また、眼光紙背に徹した厳格なスコアリーディングを行っており、全体の造型はきわめて堅固ではあるが、細部に至るまで表現が緻密でニュアンスが豊かであり、どこをとっても深みのある音色に満たされているのが素晴らしい。金管楽器なども完璧に鳴りきっており、どんなに最強奏してもいささかも無機的には陥っていない。これは、ベルリン・フィルの卓越した技量によるところも大きいが、ヴァントによる圧倒的な統率力にも起因していると考えられる。第2楽章は、聖フローリアンを吹く一陣のそよ風のようにソフトに開始されるが、その筆舌には尽くし難い繊細さは崇高な高みに達している。その後は、ブルックナーならではの情感豊かな音楽が続いていくが、ヴァントはいささかも感傷的には決して陥らず、高踏的な美しさを保っているのが素晴らしい。いずれにしても、本演奏は、ヴァントが80代半ばにして漸く成し遂げることが出来た第4の至高の超名演であり、これぞまさしく大器晩成の最たるものと評価したい。

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  • ★★☆☆☆ 

    鉄工場  |  神奈川県  |  不明  |  12/August/2010

    何と言うか…指揮者とオケのやりたい事が一致してない演奏に聞える。素晴らしい演奏だけれど、ただこれこの指揮者じゃなくても良かったのでは?と思ってしまう。ベルリンフィルは素晴らしいオケだ。でもブルックナーの曲に聞えない。金管の音が特に合わない気がする。この指揮者は今までの録音や演奏を聴く限りこの音でOKだすような人じゃないと思うのだけれど…下手だと言う事ではなくて。まあただの個人的な好みだからそれは別として、1楽章のトロンボーンの吹き方がひどい。乱暴に吹き切りすぎ。これだけで最後まで聴く気が失せてしまう。

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  • ★★★★★ 

    kura-ota  |  不明  |  不明  |  05/August/2010

    私にとっては、一連のヴァントのブルックナーを聴く事を開眼させてくれたCDです。冒頭の霧の部分はちょっと編集時にいじったような感じがしますが、あとは特に録音面の問題は感じません。第1楽章終結部のへ向う過程のテンポ設定も面白く、それでいて度を越してない点も素晴らしいです。第2楽章後半へ入る直前のホルンのppから低弦楽器にpppで受継がれる残像部分も見事に聴き取れます。頂点に向う際のピチカートの美しさは文句のつけようなし。第3楽章のゆったりとした運びも良く、第4楽章での1880年稿フィナーレの壮大な響きも、見事に前の3つの楽章と対比がつけられてレンジが広がるのが感じられます。近年の録音で「ロマンティック」を聴きたいという入門者がいたら間違いなく当盤を薦めることになるでしょう。

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  • ★★★☆☆ 

    とほほの助  |  MALAYSIA  |  不明  |  04/May/2010

    え…えっ…普通じゃん…ってのが私の正直な感想です。五番の余りに圧倒的なガッシリした構築美に「やっぱりウ゛ァントは凄い!」と感動し期待して買ったのに…ウ゛ァントらしいビリビリした厳しい緊張感、無理矢理でも聴き通させるぞ!みたいな有無を言わせぬ説得力が無い…ベルリンフィルも五番に較べるとモチベーションが低いのか演奏が雑(金管は特に酷くない?カラヤンなら激怒してるな)だし…録音も量感たっぷり締まり無しのブヨブヨした音…ガックリと来ました。

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  • ★★★★★ 

    のざぽん  |  茅ヶ崎  |  不明  |  11/March/2009

    この演奏は僕の一番の お気に入りです この演奏を聞くと 思わず踊りたくなっちゃいます そのぐらいすきです

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  • ★★★☆☆ 

    宇野珍会長  |  色紙  |  不明  |  11/November/2008

    ヴァント/ベルリンpoのコンビはどうも好きになれない。いくら巨匠が指揮台に立ったとしても、この威圧的な音には辟易としてしまう。対してNDR盤は録音の影響もあるが、しなやかに収束されている様が見事である。これは4番に限らず他のナンバーでもいえる。殊のほか4番ならより柔らかいイメージが必要になるといえよう。

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  • ★★☆☆☆ 

    般若ちゃん  |  東京  |  不明  |  01/July/2008

    第1楽章のやっつけ仕事みたいな浅い感じは何なのでしょう・・・。ちょっとガッカリ。 低音金管も汚い。第4楽章でやっとヴァントのブルックナーらしい響きになってきますが。あと咳や会場ノイズが入るライヴ編集盤なのに、拍手がないのは変。拍手は別トラックでもいいのでぜひ入れてほしかった。

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  • ★★★★★ 

    おやばかうさぎ  |  長崎  |  不明  |  22/May/2008

    もっとも美しい音楽の、それこそもっとも美しい演奏。但しバストロンボーン以外はね。それでも最高。

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  • ★★★★☆ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  04/February/2008

    ヴァントとベルリンフィルのブルックナーはどれも素晴らしい。ブルックナー嫌いを治してくれました。ただ比較すると手兵である北ドイツ放送響とのラストレコーディングの方が総合的に上をいっていると思います。指揮をやるものとしてこの最晩年の素晴らしい演奏には頭が下がります。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  25/January/2008

    これは、この曲の演奏の一つの理想型だと思う。冒頭のホルンでもうノックアウトである。例えば、日本のオケにあれだけのホルンを吹ける人がいるだろうか。弦のトレモロの克明な刻み。厳しく、深い。ミュンヘンPO盤も素晴らしいが、私はこちらに軍配を上げる。BPOはカラヤン、ムーティらともこの曲の録音を残しているが、このヴァント盤があれば十分。ヴァイオリンが対向配置でないが、ここまで良い演奏をされると、それも些細なことだ。

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  • ★★★★★ 

    ガリ  |  泪橋  |  不明  |  22/January/2008

    録音は奥行きと艶があって最高。トロンボーンはミュンヘンPOのように綺麗には鳴りませんが、第2楽章などにも聞かれる深々とした音色は重いと感じられるかも知れませんが、本当に素晴らしいです。

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  • ★★★★☆ 

    clara  |  北海道  |  不明  |  05/January/2008

    ひどいレビューを書いておいて逆に不安を覚えたため再度聴いてみる。ライヴの宿命か前半はまだ本調子ではないのかもしれないが、楽章を追うごとに緊張感が増し、素晴らしい。この緊張感はヴァント故なのか?BPO故なのか?個人的には外界に向かった巨大な放出というよりは、何か一点に向かって厳しく凝縮していく演奏、という気がしました。もう少しじっくりと聴き込んでいきたいと思います。済みませんでした。

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